『 日本でも3割超えと 急速に進むキャッシュレス化 その反動と戸惑いの声 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながら、 ささやかに過ごしている。
こうした中、過ぎし年の2004年(平成16年)の秋、民間会社に勤めていた私は定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めた・・。
そして家内は、料理、洗濯、掃除などは専業主婦の延長戦として、積極果敢に了解してくれるので、
せめて我が家の平素の買物ぐらいは・・と私は思い、殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、
スーバー、専門店に行っている買物メール老ボーイとなっている。
私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、 ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは、携帯電話から3月に携帯電話に移行して活用しているが、
私は何とか電話機能の受信、発信だけできるのが実態となっている。
このような時代遅れの私は、何かと見かける『QRコード』も、
どのような情報が記憶させているのか、知らない。
このような状態であり、世の中で利用者が増えている『PayPay(ペイペイ)』って、
何のことなのょ・・と遠い世界の出来事のように感じている。
こうした中、年に数回ぐらい家内に引率されて、私の衣服はデパートで買い求めている。
そして私は衣服を買い求める時は、程々良き品を長らく10年以上着る習性であり、
こうした時は、クレジットカードで購入している。
しかしながら平素の買い物は、
お得感のあるボイントが溜まる専門店、スーパー、コンビニのカードを活用しているが、
現金払いとなっている。
或いは、私は友人、知人と居酒屋などで飲食した時は、現金で支払っている。
クレジットカードで支払った場合は、後日に決済日となるが、
飲食の高揚感が薄らいだ頃に決済されても、高揚感もなく余韻もないので、
今宵は楽しかったよねぇ、と現金主義に徹している。
このようなことを思い浮かべながら、
今回の《・・急速に進むキャッシュレス化 その反動と戸惑いの声・・》って・・
どのような事態なのょ・・と好奇心に負けて、記事を精読してしまった。
この記事は、【 マネーポストWEB 】に於いて、6月6日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
《・・日本でもキャッシュレス化が、急速に進んでいる。
6月1日、経済産業省が発表したデータによると、
キャッシュレス決済の比率は、2020年よりも2・8ポイント増加し32・5%となり、
初めて3割を突破した。
政府は2025年までに、キャッシュレス決済比率を4割程度、
将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目標としている。
だが、日本でも急速に進行するキャッシュレス化の波に、戸惑いの声も聞こえてくる。
キャッシュレス社会へ移行する過渡期の今、少なからず課題も見えてきているようだ。

☆現金払いでないと金銭感覚がおかしくなる?
「久しぶりに東京ドームで野球を観戦したら、ビールの売り子だけじゃなく、
東京ドーム内すべて現金使用不可でびっくり。
正直、急激なキャッシュレス化に戸惑っています」
そう話すのは、メーカーに勤める50代男性・Aさんだ。
交通系ICカードとクレジットカードを使用することもあるが、
普段の決済は、現金がメインだ。
将来的に何でもキャッシュレス化されることには、不安も感じているという。
「無理にキャッシュレス比率を引き上げようとしていることには、疑問を感じます。
現金とキャッシュレス、それぞれの良さがあるのだから、無理やり現金を追いやらなくても・・・。
お金を遣ったときに、財布から現金が減っていく感覚がなくなると、
金銭感覚もおかしくなってしまうのではないかと不安です」(Aさん)
☆治療費を現金でしか払えない病院も多い
IT勤める30代男性・Bさんは、
キャッシュレスの楽さにすっかり慣れ、今はほとんど現金を使わなくなったという。
「スーパーやコンビニでの買い物、外食など、
多くのシーンで、現金を持ち歩かなくても済むようになりましたよね。
最近では、現金しか対応していないということがわかると、避けるお店もあるほどです」
そんなキャッシュレス派のBさんだが、
まだまだ完全キャッシュレス生活には移行できない、と語る。
「キャッシュレスに対応してない病院、駐車場、コインランドリーが結構あるんですよね。
特に僕の通っている病院は、どこも現金。
僕は現在、矯正歯科に通っているのですが、
矯正にかかわる自由診療は、カードで払えるのに、
虫歯なんかの保険治療は、現金のみなんです。
ずっと矯正代しか払っていなかったので、
すっかりその病院では、全部カードで払えるものと思っていたら、
先日見つかった虫歯の治療代は、現金と言われて、慌ててATMにお金を下ろしに行きました。
コインパーキングで出る時に、現金しか使えないことがわかって、
駐車料金100円のために奔走したことも・・・。
近くにコンビニもなく、走り回って、出る時には時間超過で200円になっていました(笑)。
あと、キャッシュレスに慣れ過ぎて、おつりを取り忘れてしまうこともありました。
現金主義の店がある限り、完全キャッシュレス生活に移行できないのが、実情ですよね」(Bさん)
☆あるお店が「ペイ」を廃止したワケ
PR代理店に勤務する30代女性・Cさんは、乱立する決済方式に辟易としていた。
「何とかペイがいっぱいあり、ややこしいな、と思っていたことがありました。
自分が利用するペイに、その店が対応しているか確認することが大事で、
『○○は対応、□□は使えない』みたいなことも多い。
店によって使える決済方法が異なるので、その使い分けを面倒に思っていました」(Cさん)
そんな折、Cさんがよく行く店で、キャッシュレス決済に関する異変に気づいた。
「そのお店では、いろいろなペイを導入していたはずなのに、
クレジットカード決済を残して、すべてやめていました。
キャッシュレス化と逆行しているなと思いつつ、
店主に理由を聞くと、手数料が負担になっていたとのこと。
ペイをやめたことで、特にお客さんが減っていることもないようで、
お店も翻弄されているんだなと思いました」(Cさん)
急速にキャッシュレス化が進む裏では、過渡期ならではのさまざまな歪みが生じている。
はたして政府の目論見通り、日本はキャッシュレス先進国への道を歩めるか。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

今回、日本でも3割超え、急速に進むキャッシュレス化に伴い、
それぞれの御方のその反動と戸惑いの心情を学び、やがて微苦笑したりした。
時代遅れの私は、何かと見かける『QRコード』、
世の中で利用者が増えている『PayPay(ペイペイ)』も無知であり