『 理想はピンピンコロリ!? 健康に一生を終えるためのコスト7 』、
と題された見出しを見たりした。
私は年金生活の18年生の身であるが、人が《・・健康に一生を終えるためのコスト・・》は、
お金の問題だけじゃないよねぇ・・
しかしながら、人の一生は・・人それぞれ10人10色だよねぇ・・と微苦笑したりした。
しかしながら専門家の御方が、ごく一般の御方を思案された時のコスト7箇条と思い、
参照として、遅ればせながら学ぼうと思い、記事を読んでしまった・・。
この記事は、【 All About 】に於いて、無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・日本人の平均寿命は男性80.50歳、女性86.83歳(2014年、厚生労働省)と
過去最高を更新。
とはいえ、長生きするほど介護などケアが必要になる可能性も高まります。
「老後は、誰にも迷惑をかけずに、寝たきりにならずにいたい」と考えるシニア世代は多く、
老後の自由を謳歌しようと様々な努力をしています。
健康を維持するためには、どこにコストをかければいいのでしょうか?・・
1. 趣味費
「生活不活発病」をご存知ですか?
人と会わずに家の中にこもっていることで、筋力や持久力、内臓機能、認知機能の低下などがおき、
ますます部屋に部屋にこもりがちになる…という悪循環が続きます。
2. トレーニング費
シニア世代にとっての筋トレは、
健康増進やダイエットの他に「寝たきり防止」という効果が加わります。
放っておけば、筋肉はどんどん減っていきます。
お金をかけなくても、ムリなく楽しく筋肉を鍛える方法を見つけることが大切です。
3. 歯周病ケア費
「歯」の治療を怠っていませんか?
歯周病の原因となる「歯周病菌」は、歯茎の毛細血管から体全体をめぐり、
心筋梗塞や狭心症、糖尿病の悪化など、様々な悪影響をもたらします。
コレを知ったら歯医者に駆け込みたくなるかも…。
4. 交際費
人と会うことで、オシャレを楽しんだり、おしゃべりしてストレスを発散したりして、
元気な心を保つことができます。
年金で生活している人たちの生活レベルは様々。
お付き合いは、必ず「割り勘」を心がけてください。
5. ある程度の食費
欧米人と比べ、日本人は骨密度が低いのにも関わらず、骨折しにくい性質を持っています。
その理由は、ズバリ「和的生活」。
和室便所や畳での生活により、自然と筋肉が鍛えられること、
食事に「納豆」や「豆腐」を取り入れることで、骨折しにくくなっているそう。
6. 必要に応じたリフォーム費
年を重ねると、たった一度の転倒が命とり。
骨折などによる入院生活を余儀なくされることで、
気力と体力が落ち込んだり、日常生活を送る力を失ってしまったり・・・。
部屋の中のキケンなポイントを解説します。
7. 孤独費
年を取り、定年し、子どもが巣立っていくと、自然と1人で過ごす時間が増えてきます。
孤独な時間を楽しむための「孤独力」を磨く必要があります。
1人時間を充実させるコツをお届けします。
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/dc/ee3296309ad25fc106808480fc4026e6.jpg)
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
私たち夫婦は、過ぎし年金生活14年間は、幸運にも大病に遭遇せずにきたが、
やがて2019年は予告もなく私は、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。
やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。
更に3月の初めの頃、私は突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の 硝子体手術を受けたりした・・。
この間、私が3月は左眼の検査で忙しくしている時、 家内が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。
やがて私の住む地域の都立の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。
そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。
もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。
そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。
やがて手術後、半年の検査で転移がなく、
少しは安堵を私はしたが、やはり5年過ぎるまで、どのような病状が変貌するか、
判らない・・。
このように私は、入院生活を2回も体験し、
そして家内は結婚以来、初めての入院生活を過ごすこととなり、
お互いに病院に通う日々が多くなり、微苦笑をしたりした・・。
こうした中、家内の母のお世話は、近くにいる家内の妹に依頼して、
やがて家内の母は『要介護・3』となり、やむなく介護施設に入所し、
月に数日だけ、家内の母は自宅に帰還し、家内の妹がお世話しているのが、
実態なっている。
このようなに体験を私たち夫婦をしながら、
一日を大切に過ごそう、とお互いに言い交したりしている。
家族の親子、兄妹は、たとえ愛憎、確執があっても、一生つきまとい、手を切ることができない間柄となっている。
しかしながら血は、水より濃いと称されるように肉親、夫婦、親子、兄妹だけが
知りえる互いの喜びがあり、互いに共有してるのが家族である。
このように家族に対しては、私はブラス思考となっているひとりである。
こうした考えをぼんやりと思い馳せると、モーリス・メーテルリンクさんの童話『青い鳥』のように、
幸せな『青い鳥』は、人誰しもそれぞれのお住まいの身近な所にいる、と私は確信を深めたりしている・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、
結果としては定年後の長い人生は、お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、定年後に年金生活を始めたりした・・。
そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。
或いは昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。
そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。
こうした中で、家内は料理、掃除、洗濯などを従来通りしてくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。
そして人だれしも長所、短所はあるが、
私は短所の方が多いので、家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた・・。
家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であるが、血液型A型となっている。
そして我が家では一年に数回、私はB型、家内はA型の為か、
ボタンの掛け違いのように差異が発生し、険悪になることもある。
やがて私は、映画、文學、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、
私たちの人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思い、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりしている。
このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。
こうした中、私たち夫婦の年金生活を、ご近所の方の奥様たちが見かけて、
あなたたちは仲良し恋しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。
しかしながら日常生活の実情は、私は家内のことを、婚約する前の頃から、『XXちゃん・・』と呼んでいるが
家内は日頃の多くは、私のことを『あなた・・』と呼ぶことが多いが、
ときには、たわむれで、『XXクン・・』と苗字で呼ぶこともある。
やがて2004年(平成16年)の秋、年金生活を始めてまもない頃、
私は家内から依頼された買物の購入品などで間違えたりすると、
『ボケチィンねぇ・・』と家内は笑いながら、私に言ったりした。
この日以降、私が何かで日常生活で失敗した時、『ボケチィンねぇ・・』とか、
ある時は『ダメオ(駄目夫)クンねぇ・・』と家内は微苦笑しながら、私に言ったりしている。
私たち夫婦は年金生活を過ごして、丸17年が過ぎ、早や18年目になっているが、
45年ばかり寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えてきたが、
ここ17年過ぎた年金生活は、定年退職するまで何かと悪銭苦闘が多かった為か、
予測した以上に安楽の日々を過ごしてきた。
私より家内があの世に旅立った後、私が独りで散策とか、食事の時など、
家内の容姿、しぐさ、言葉づかい・・など蘇ったり、
夢の中でも・・と思ったりしている・・。