夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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1日15分でも、運動をコツコツと続ければ、がん予防効果がある 、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-06-12 14:44:13 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中、
『 運動には がん予防効果がある
     1日15分でもコツコツと続ける 』、
と題された記事を見たりした。

過ぎし日に、厚生労働省の公表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年と報じられている。

もとより「健康寿命」は、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる期間であり、私は今年の9月で、満78歳となり、
何んとか男性の健康寿命の延長戦の最中かしら、と思ったりする時もある。


しかしながら私の友人、知人の7人は、すでにあの世に旅立っているし、
或いは私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。



《・・肝炎や肝臓がんのリハビリに体操を。
そんな取り組みを続けているのが、久留米大の研究チームです。

タオルを使った運動やスクワットなど15分ほどでできる内容で、
週1回患者を集めて行っているそうです。
運動はがんの予防につながる(写真はイメージ)
運動は、がんの予防につながる(写真はイメージ)



筋肉は、第2の肝臓といわれ、肝臓がんの人のうち筋肉がある患者と
衰えた患者を比べると、ある患者の方が、長く生きることが分かっています。
チームは、そこに着目し、「肝炎体操」と名づけた体操を取り入れているそうです。


久留米大の取り組みは、肝炎や肝臓がんなど病気を発症している人が対象ですが、
病気になっていない人も、ぜひ運動を生活に取り入れてほしい。

細切れの運動でもよく、最近発表された台湾での研究によると、
毎日15分の運動でも、がんや心筋梗塞などの予防になり、
死亡数が14%低下し、平均余命が3年延びることが分かりました。





がんを心配する方は、食事を気にします。
欧米の高脂肪食は、大腸がんのリスクで、
逆に野菜や果物などに含まれる食物繊維やビタミン類は、がんの抑制にかかわっていますが、
食べれば食べるほど、がんが減るわけではありません。

つまり、月並みですが、食事はバランスが大事です。


その点でいうと、運動はやればやるほど、がん予防につながります。
1日15分より、1時間の方が、週に1回より、毎日の方が効果的です。

私も毎朝、仕事の前に、ジムで汗を流しています。
特に男性では、大腸がんや肝臓がん、すい臓がんは、活動量が増えるほど、発症リスクが低い。


WHO(世界保健機関)や米国のガイドラインで、
1日30分、週5日以上の運動が推奨されるのは、
運動が健康維持のカギであることに、ほかなりません。

「健康日本21」が勧める1日30分以上、週2回以上は、国際的にみると、かなり控えめ。
もっと積極的に運動してほしいと思います。





運動が、なぜがんを予防するのか、詳しいメカニズムは解明されていませんが、
スウェーデンの研究結果が興味深い。

手術で肥満を改善した糖尿病患者と
重度の肥満と糖尿病がある患者に分けて、21年間(中央値)追跡。

すると、肥満を改善すると、がんの発症リスクが37%低下。
さらに肥満と血糖コントロールの両方を改善すると、
がんの発症が、60%減少することが分かりました。


運動も、肥満と糖尿病の改善に貢献するので、この研究結果は注目でしょう。
ただし、激しい運動は、活性酸素を増加させるため、逆効果に。
ウオーキングなど適度な運動を、毎日続けることを心掛けてください。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 


今回、《・・1日15分でも、運動をコツコツと続ければ、がん予防効果がある ・・》、
77歳の私は学び、多々教示させられたりした・・。

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