第一章 新鮮な海の恵みの魚介と島内の素朴なアシタバは
『セブンアイランド』を下船し、東海汽船の添乗員に誘導され、
船着場の駐車場には今宵宿泊する民宿の方たちが、
ワゴン車、軽自動車で待機されていた・・。
私はTシャツに長袖のスポーツシャツ、そしてトレッキング用の長ズボン、
ウォーキング・シューズの容姿で、そして軽登山のザックを背負い、
家内もほぼ同様な姿で、ハンドバックひとつ歩きはじめた。
自動車に乗る寸前に、私達が参加したグループは18名と判明したが、
私が秘かに予測した通り私達の世代から、70代前半までのご夫婦が圧倒的に多かった。
やはり大型連休後の日曜日と月曜日を利用した旅行は、
格安な旅費もさることながら、機会がなければ、こうした新島の小旅行も
中々ままならぬというのが実態と思っていたのである。
私達のグループは、分乗した自動車で港から民宿に向かったが、
白っぽい灰色のコーガ石の彫刻した人の高さほどの彫り物が道路の端に数多く観られ、
左側は海から押し寄る波間が昼の燦燦とした陽射しで光を帯びて、きらめいていた・・。
島内の中心部の街並みの一角に、今宵宿泊する民宿があり、
私達夫婦は指定された部屋に入り、こじんまりとした六畳間の片隅にザックなどの荷物を置いた。
http://www.niijima.or.jp/jigohei/
この後、港の前にある観光協会の前で、
昼食用の海鮮バーベキューということなので、再び港の前に民宿の方の自動車に分乗して戻った。
観光協会の前の広場で、会議用の長机が並び、その前で炭火で焼いている魚介を、
民宿の若き奥様、観光協会の方達、そして観光支援をして下さる方たちが、
バーベキューの世話をして下さった・・。
私は魚介類を頂くには少なくともビールと思い、
観光協会の周囲の自動販売機を探していたら、
隣接したお土産と雑貨の販売店を教えられ、缶ビールは確保できた。
イカ、サザエが焼かれたり、ポリバケツにはアワビを小さくした貝のトコブシが数多くあり、
テーブルにはたたき汁と称されたこの付近で獲れたアオムロアジ、ムロアジなどをすり身に調味料を加味した汁物、
さつまあげのような形はすり身をしたのを油で揚げたりしてあった。
そして、明日葉(アシタバ)を天麩羅を頂いたりしていた。
http://www.kanko-kyokai-niijima.net/guide/foods.htm
私はビールを呑みながら、サザエとかイカの焼き物を頂いたりしていたが、
『おにいさん・・クサヤ・・食べてないじゃ・・ないの・・』
と40代の支援している女性の方から云われ、
私はクサヤの香りが苦手であるので、逃げまくったりしていた。
そして、最後におにぎりを頂く時、明日葉の胡麻和えをつつみ込んで賞味したが、
想像以上に絶品で、私は小声で家内に絶賛した。
この晩、民宿の夕食の際、イサキ、カンパチ、アジなどの刺身も加わり、
充二分に頂いたりした。
そして、翌日の朝食は観光協会の前で、
小さめの金目鯛の焼きあがったのを頂いたのであるが、
旅先の伊豆半島で幾度も食べた食事処の一品料理の金目鯛より遥かに美味しく、
私はたたき汁を頂いたり、おにぎりを食べたのであるが、驚くほど奥深い確かな味で、
私は驚いたのである。
そして、もうひつとのおにぎりは、私が魅了させられた明日葉の胡麻和えをつつみ込んで頂いたのである。
私は辞する時、思わず協会の男性の方に、
『確かな味を・・たびたび頂きました・・美味しゅうございました』
と感謝しながら、云ったりした。
《つづく》
次回は観光地めぐり、そして島内の主辺のクルーズを掲載を予定
『セブンアイランド』を下船し、東海汽船の添乗員に誘導され、
船着場の駐車場には今宵宿泊する民宿の方たちが、
ワゴン車、軽自動車で待機されていた・・。
私はTシャツに長袖のスポーツシャツ、そしてトレッキング用の長ズボン、
ウォーキング・シューズの容姿で、そして軽登山のザックを背負い、
家内もほぼ同様な姿で、ハンドバックひとつ歩きはじめた。
自動車に乗る寸前に、私達が参加したグループは18名と判明したが、
私が秘かに予測した通り私達の世代から、70代前半までのご夫婦が圧倒的に多かった。
やはり大型連休後の日曜日と月曜日を利用した旅行は、
格安な旅費もさることながら、機会がなければ、こうした新島の小旅行も
中々ままならぬというのが実態と思っていたのである。
私達のグループは、分乗した自動車で港から民宿に向かったが、
白っぽい灰色のコーガ石の彫刻した人の高さほどの彫り物が道路の端に数多く観られ、
左側は海から押し寄る波間が昼の燦燦とした陽射しで光を帯びて、きらめいていた・・。
島内の中心部の街並みの一角に、今宵宿泊する民宿があり、
私達夫婦は指定された部屋に入り、こじんまりとした六畳間の片隅にザックなどの荷物を置いた。
http://www.niijima.or.jp/jigohei/
この後、港の前にある観光協会の前で、
昼食用の海鮮バーベキューということなので、再び港の前に民宿の方の自動車に分乗して戻った。
観光協会の前の広場で、会議用の長机が並び、その前で炭火で焼いている魚介を、
民宿の若き奥様、観光協会の方達、そして観光支援をして下さる方たちが、
バーベキューの世話をして下さった・・。
私は魚介類を頂くには少なくともビールと思い、
観光協会の周囲の自動販売機を探していたら、
隣接したお土産と雑貨の販売店を教えられ、缶ビールは確保できた。
イカ、サザエが焼かれたり、ポリバケツにはアワビを小さくした貝のトコブシが数多くあり、
テーブルにはたたき汁と称されたこの付近で獲れたアオムロアジ、ムロアジなどをすり身に調味料を加味した汁物、
さつまあげのような形はすり身をしたのを油で揚げたりしてあった。
そして、明日葉(アシタバ)を天麩羅を頂いたりしていた。
http://www.kanko-kyokai-niijima.net/guide/foods.htm
私はビールを呑みながら、サザエとかイカの焼き物を頂いたりしていたが、
『おにいさん・・クサヤ・・食べてないじゃ・・ないの・・』
と40代の支援している女性の方から云われ、
私はクサヤの香りが苦手であるので、逃げまくったりしていた。
そして、最後におにぎりを頂く時、明日葉の胡麻和えをつつみ込んで賞味したが、
想像以上に絶品で、私は小声で家内に絶賛した。
この晩、民宿の夕食の際、イサキ、カンパチ、アジなどの刺身も加わり、
充二分に頂いたりした。
そして、翌日の朝食は観光協会の前で、
小さめの金目鯛の焼きあがったのを頂いたのであるが、
旅先の伊豆半島で幾度も食べた食事処の一品料理の金目鯛より遥かに美味しく、
私はたたき汁を頂いたり、おにぎりを食べたのであるが、驚くほど奥深い確かな味で、
私は驚いたのである。
そして、もうひつとのおにぎりは、私が魅了させられた明日葉の胡麻和えをつつみ込んで頂いたのである。
私は辞する時、思わず協会の男性の方に、
『確かな味を・・たびたび頂きました・・美味しゅうございました』
と感謝しながら、云ったりした。
《つづく》
次回は観光地めぐり、そして島内の主辺のクルーズを掲載を予定
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