代官山のメキシコ料理「アシエンダデルシエロ」 (HACIENDA DEL CIELO)
某日、友人とたまにはメキシコ料理もいいね!ということで、同店のHPからWeb予約。
(夜は一定の時間まで電話が繋がらないのでWeb予約がスムーズ)。
Webでは領収書を希望するか否かを記入する欄がありまして、ご希望の方は宛名を
記しておいたほうが良いです。希望のみだと、記入したメールアドレスに後にお店から
宛名を聞くメールが届きます。
場所は八幡通り沿い。代官山方面から並木橋に向かって歩くと左手側。
オフィスビルの中に入っており、その入り口もわかりづらいので注意が必要です。
ディナーは時間制。
エレベーターで9階に降りた瞬間、視界に飛び込むきらびやかなギンギンの空間。
直感的に思いました。ここは私の店ではないと・・・。
スタッフの方に声をかけると奥に行ってくれというようなジェスチャー。
カウンターにへばりつくお客様方の後方を回りこむようにレセプションと思われる
場所まで移動。
予約の旨をお伝えし、ようやくホール担当の女性に案内していただけました。
高い天井。ゴージャスなシャンデリア。さながらバブル期のクラブのよう。
どうにも落ち着かない。私はこういう雰囲気は苦手なのだ。
隣の若いグループ客の男性は化粧室に向かうのか、間に入っている仲間の膝を
飛び越えてくる。傍若無人だ。私達の席に靴の裏が丸見えですよ。
ラタトゥイユ・ヴェルデ@300
大き目の野菜の煮込み。カッテージチーズが散されています。
お値段がリーズナブルなのは嬉しいのですけど、味については特筆なし。
アボカドのフリット@300
アボカドの熱々のホクホク感とねっとりとした舌触り。おつまみに良し。
こちらは、まあまあ。
次はもう少し腹に溜まるもので。エンチラーダを注文しようと思います。
エンチラーダ(シーフードとチェダーチーズ)@1000
シーフードは冷凍ものだろう。解凍がうまくいっていないためか、においが残っている。
ソースも融合しない。 申し訳ないが、これでは食が進まない。かなりショック。
お皿をさげるとき私達の席を担当してくださっていると思われる女性スタッフさんが
私達の落胆ぶりを心配なさっていた様子です。
気を取り直してメキシカンの定番タコス!いくことにしました。これなら大丈夫だろう。
豚肉のタコス・アル・パストロール 2P@700
豚肉は挽肉ではなく、食べやすい大きさの小さめブロックタイプでパパイヤ入り。
タコスの皮(トルティーヤ)は揚げていないソフトタイプで、アメリカナイズされて
いないもの。本場ではこちらだそうです。
しかし野菜などの水分でぐったりしなしな状態。ソース以前で汁だくです。
サルサソースも物足りなく、このタコスにワイルド感はない。
友人は長い間沖縄に住んでいた時期があり、沖縄では普通に売られている
タコスがすごく美味しいとのこと。(皮の外はパリッと、中は柔らかい沖縄風?)
私も好みは同じ。これは勝手な誤算でした。
本場のものより、タコス皮と具材の食感のリズムの違いを期待していたのです。
同店は中目黒の「RIGOLETTO SHORT HILLS 」と同じ、㈱HUGEの経営。
こちらにもリーズナブルな2500円均一のワインリストがあります。
「RIGOLETTO SHORT HILLS 」に訪問したとき、お料理の味に秀でるものはなかった
ものの、大外しもなく良心的に楽しめましたので、同様の期待を持っていましたが
イタリアンとメキシカンでは差があり過ぎた。一定の安定感が望めませんでした。
(もちろん今回注文したお料理の範囲内ですので全てではないと思います)
テラス席あたりは景観も良いには良いのですが・・・、
感想としては、お洒落にバブリーな雰囲気を楽しむ若い方々向きのお店かと。
私にはハードルが高い。 早々に退却しました。
お会計は、2人で、上記お料理のほかに、
お酒はビールでハートランド@500とソル@500、
ワインはカーサ ソラール ピウラ@2500で合計6400円なり~。
会計があわないのはチャージが300円/1人なのかな。詳しくは不明。 ご馳走様でした。
アシエンダデルシエロ (HACIENDA DEL CIELO)
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町10-1 マンドーサ代官山9F
TEL 03-5457-1521
営業時間/ 月~土 11:30~03:00(L.O) 日・祝11:30~23:00(L.O)
定休日/ 不定休