お腹はいっぱいになったものの、もう1軒ぐらいは行ってみたい。
はじめ、ご夫妻のご案内で吾妻橋付近のお店に向かったのですが、同店にはワインが
ないとのこと。 今からまたビールはきついかな。
小町たぬき。
ということで4人で「浅草たぬき通り」商店街にやってきました。
大師たぬき。
この道の両側には12匹の願掛けたぬきが祀られているのです。
願かけたぬきの由来より抜粋
「明治の頃まで浅草一帯は田園で囲まれた藪野原で、たぬきの住み家には絶好の
環境でたくさんのたぬきが住んでいました。
戊辰戦争が勃発し、戦火を免れるため、上野の山のたぬき達は四方八方へ逃げ、
たぬき横丁で安堵をとる数匹のたぬきがいました。
浅草の地たぬきたちは縄張りが荒らされるという思いから、やがてにらみ合いがはじまり
合戦が繰り広げられるような雰囲気になってきました。
そこで浅草の地たぬきの人情肌の長老辰五郎たぬきが、浅草たぬきたちに自分たちは
日頃から観音様のお慈悲と御加護でみんな安穏に暮らせていることを語り、
たぬき同士の無用な争いを避け、平和を守ることや、人の役に立つことも大事な生き方
であると訴えたのでした。
辰五郎たぬきの悟りが功を奏して、たぬきたちの荒れていた心に暖かい気持ちが
生まれそれからはいたずらもなくなりました。
一念発起し使命感を強く持った十二匹の浅草たぬきは、自分たちがまちやまちを訪れる
人々の役に立てるようにと、願い事が叶えられる力を持てる仙人たぬきの修行を
積みました。
やがて、それぞれの願い事が叶えられるようになった十二匹のたぬきたちは願かけ
たぬきとなって、まちの人々からも慕われお参りされるようになった。」
とのこと。 愛だよ、愛、めでたし めでたしです。
たぬきさんをなでてあげれば御利益に恵まれるという話です。
夫婦たぬき。
何度か浅草には来ているのですが、このような開運ストリートがあるとは全く
知りませんでした。 やはり下町は懐が深い!もっと掘るべし!
夫婦たぬきが祀られているところは
「浅草ビアホール D's diner」 ( ディーズダイナー)の前。
「酒の大桝 wine-kan」と同様、㈱ダイマスのグループ店です。