横浜中華街、関帝廟通りの四川料理「京華樓」(キョウカロウ)本館。再訪。
もちろん、お目当ては前回の訪問で課題となった冷やし四川担々刀削麵。
冷やし四川担々刀削麵@1,000(税別)
利用は1階、右手の片側ベンチソファ席を利用。卓上周りは変わりがないため省略。
今回、タオル地のおしぼりはトレー置きで提供され、氷水も無言で到着した。
もっちりと力強い刀削麵の上には、胡瓜、小松菜、四川省特産の芽菜と豚挽肉を
京華樓特製の調味料でカリカリに炒めたものが盛り付けられている。
トップには香菜が君臨するはずだったようだが、生憎この日は不在で、具材は三点盛り。
盛り付けも型にはまらない荒々しさがある。
辛さの目安、星印は1つ。
「具沢山の冷やし刀削麵」が特製ソースを手もとで後からかけるのに対し、
冷やし四川担々刀削麵は香酢と胡麻味噌ベースに辛味の香辛料をプラスしたタレが、
予め下に敷いてあるので、全体をガシガシ混ぜ合わせる。
麵のボリュームも凄いので、せっかくの具材が零れ落ちないように手もとに注意をしよう。
冷たいというよりぬるく、酒で言うところの人肌感覚の麺が、辛いけれど甘酸っぱいタレに
絡み色づき始めたところで口に運んだ。
モチモチ麺に同行する小松菜はシャキシャキして辛さの舌休めにもなるし、
肉そぼろが香ばしく食感がとてもいい。
しかし、中盤以降、タレの中に共存する甘酸っぱさが味覚をリードし、口に残り始めた。
辛さの中の甘さ、は本場に近いものかもしれないが、私にはただ辛いより強烈に水を欲してしまう。
夏季限定。当店では四川料理店の特長を活かした冷麵がいただけるので、
食べ比べも面白味があった。
スパイシー&ボリュームたっぷりな麵で夏を乗り切りましょう。
京華樓 (キョウカロウ)本館
神奈川県横浜市中区山下町138
TEL 045-211-2866
営業時間/ 月~金 11:30~21:30(L.O) 土・日・祝 11:00~21:30(L.O)
定休日 無休
※横浜中華街満足度数は、3.7~5.0