みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

巴蜀(ハショク) 岩本町

2014-08-27 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川家常菜「巴蜀」(ハショク)

最寄り駅は都営新宿線岩本町駅。靖国通り沿いの路面店。

当店の前に立つのはこれで2回目。

残暑厳しいお盆明けの8月某火曜日に訪れたところ、店のガラスには貼り紙がでていて、

都合により8月火曜・木曜はランチを休むという。

なんで?夏は厨房も暑いから??

やだ、お先真っ暗。この後の予定が総崩れ(涙)。クラクラして軽く脱水気味。

でも食べるまでは絶対に諦めない!リベンジを果たすべく、確実な翌水曜日にやってきた。

遠目から店のスタンド看板を確認したときには、長らく砂漠でさまよった旅人が

オアシスを見つけたように嬉しくて小走りになった。

ランチダッシュをしてきたのに強者はいるものだ。

先客でテーブル席には付近のサラリーマン風のおじさまが3人、注文はもう済ませたのだろう。談笑中。

まあ、ご近所パワーにはかなわないな。

天井が高く、明るくカジュアルな店内だが、フロアに店員さんがいないため奥に向かって声をかけた。

すると軽装のお姉さんが気が付いてくれ、私は通りを眺められるカウンター席に着いた。

この席、夏の陽射しが入り込み暑いくらいだ。

当店これと言ってメニューは出てこない。

表の看板にも出ていたが、店内のボードにも記されており、ランチは2種類。

注文は麻婆豆腐定食だ。昨日から頭は麻婆なんだ。

「ご飯はどうします?」

オーダーを取りに来てくれた彼女の話だと、白飯又は炒飯が選べるという。

白飯オンザ麻婆が念頭にある自分は、即座に白飯チョイス。

かなりがっついていたので☆印を見落としていたが、割増料金(各150円)で

ミニマーボーとミニ蒸し鶏もつけられたのだ。失態。

卓上には使い捨て紙おしぼりと爪楊枝。陽にさらされ、こいつも軽く脱水気味。

1杯目は氷を入れ茶をコップ出ししてくれたが、お替わりはウォーターピッチャーよりセルフ。

おそらく、他のテーブルの注文とまとめて作っているのだろう。

注文を通してから15~20分ぐらいは待ったと思う。

その間にお客様はどんどん入ってきて満席となった。

麻婆豆腐定食@850

角盆に同席する定食メンバーは、麻婆豆腐、白飯、溶きたまごスープ、もやしの和え物、カットオレンジ。

レンゲと箸を従えている。

当店、激辛をお願いすると950円になるのだが、まずはランチのスタンダードな辛さを

知りたいため、リクエストはしていない。

昨日から恋焦がれた“麻婆豆腐”との対面に合掌。いただきます。

レンゲで掬い口に運ぶ。挽肉はカリカリタイプではなく、豆腐は舌触り滑らかで従順だ。

表面には刻みネギ、花椒がふられているが、風味は飛んでしまっている。

当店、四川スパイス使いには定評があるようで、味わうと確かに辛さの中に旨味が共存し、

やみくもに辛いだけではない。じんわり、じっくり効いてくる気持ちの良い辛さだ。

塩味で整えた溶きたまごスープと、もやしの和え物を間に挟みながら、白飯オンザ麻婆を楽しむ。

この白飯のおかわりも、自由である。

隣の席の男性は私より後に来店し、その注文も聞こえていたが、激辛はオーダーしていない。

しかし、ウォーターピッチャーを求め、何度も席を立ち、お茶のお替わりをガブガブだ。

――お兄さん、辛さに弱いねえ。

などと、横目に見ていたら、私も小鼻あたりから、じわっと汗が噴き出ていた。

最後にオレンジをかじり、お茶を一気飲み。うん、満足。

当店、四川省の特徴ある料理が並ぶ夜も期待できそうだ。

角盆の脇に置かれた伝票を持ち、レジで会計を済ませ、外に出ると、

夏は最後の本気を見せるように、眩しいばかりの強い陽射しを注いでいた。

 

巴蜀 (ハショク)

東京都千代田区岩本町3-8-15 東京ファスナービル 1F

TEL  03-3863-0199

営業時間/ 11:30~14:00 18:00~22:30

定休日    土曜・日曜・祝祭日          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.8~5.0

巴蜀四川料理 / 岩本町駅秋葉原駅馬喰町駅

コメント
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