チャイナハウス「龍口酒家」(ロンコウチュウチャ)駿河台店。
最寄駅は神保町。靖国通り、駿河台下の交差点を明治大学方面に進行した道沿いに、
2016年6月20日、幡ヶ谷の「龍口酒家」さんの駿河台店がオープンしました。
友人から駿河台店は、小さなお店で麺を中心に提供していると聞いていたので、
混みあっていたらどうしよう。
スムーズに入店できるよう夜の時間帯、早めに待ち合わせをして向かいました。
まだ新しい店内は厨房前にカウンター席を配し、テーブルは2卓(2人掛け)で総席数は10席ぐらい。
想像していた以上にコンパクトでしたが、幸い先客はカウンター席に2組でどちらもお一人様。
私達はテーブル席へと指示を受け着座。
卓上には使い捨て紙おしぼり、紙ナプキン、箸、爪楊枝、メニュー(税込表示)が完備。
見ると、数は多くありませんが、麺だけでなく単品料理も用意されていました。
注文はそのメニューと店内のホワイトボードからチョイス。
単品料理、万歳!これで飲めるぞ。まずは瓶ビールでの乾杯作業。
この日お店は、シェフと男性の2人体制。
注文が立て込んでいたようで、料理の出来上がりまでどうぞ、と、殻付落花生の香り煮がサービス。
クセのある中華スパイスは控えめで、お酒のつまみにぴったりな、しとしと落花生です。
自家製ハーブ豚しゅうまい(3ケ)@400
小皿でからし醤油がセット。
焼売はふわっと柔らかく、肉の旨みが甘みとなって生き、手作りの有り難さたっぷり。
豆鼓排骨(骨付きスペアリブの特製タレ蒸し)@980
豆鼓×排骨の嬉しいタッグ。
骨まわりについた肉は手掴みでいただく。味がしみ込んだ肉はすこぶるジューシーで、
豆鼓が独り歩きするをするような、しょっぱさはなく、まろやかな甘みが食欲を刺激します。
茹雲吞エビ・豚入り(5ケ)@780
つるんと喉越しの良いワンタン皮に包まれているのはエビと豚肉をミックスさせた餡。
葱・香菜を背負いタレに身を投じていますが、こちらは甘めのお醤油をベースに作られて
いるのかしら、丸みを帯びた味わいでマッチング力が高い。
茄子カリッと揚香葱@600
おつまみの追加注文。皮を剥いた茄子のかりっと揚げはちょっぴりスパイシー。
油のベタつき感がないのは見事であります。
聞くと、当該料理は現在、お客様の圧倒的な支持を得ているそうな。
成長株の正しいおつまみであり、ビールと好相性です。
当店、ボトル紹興酒はありませんが、キャラフェでの提供は可能。
お酒の肴にと、叉焼肉もサービスいただけました。
丁度、焼きあがったタイミングだったみたい。噛みしめるほどに豊かな旨味がじゅわじゅわ
溢れてきて、飲み込むのが勿体無くなっちゃいましたよ。うんまい!
香菜クコの実サラダ@880
さて、次は〆の麺のお時間。このタイミングに合わせて香菜クコの実サラダを注文。
ドレッシングがかかっていますから、そのまま食べるのも良いのですが、
合わせ技を期待できそうでしょ。
麵は定番のもののほかに、週替り麺があります。
翌週には違うものになって、再び登場するのはいつになるのか私達にはわからないし、
ならば、鶏挽トマトとろみ麺は食べておきたい。
鶏挽トマトとろみ麺@800
いただくときは混ぜ合わせてから。
トマトをベースにしたとろみのあるソースが麺に絡み、口当たりが優しい。
まるでイタリアンを食べているみたい。女子が好きそうな味わいです。美味しい。
里麺@700
オリジナルのクロレラ麺を使い、醤油とゴマ油で和えた麺。
叉焼も千切りでトッピングされ、久しぶりに食べましたが、バランスの取れた味わいで
比類のない美味さです。これに私はサラダのパクチーを乗せちゃおうっと。
なお、当店の麵はすべて、オリジナルのクロレラ麺で提供されているとのことです。
お会計は1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。満足。
表にも2人掛けのテーブル席があるので、聞くと昼はお弁当を並べられるようですが
夜は店内禁煙のため煙草を吸われるお客様を案内しているのだそう。
ちゃんと蚊取り線香も置かれていましたよ。
チャイナハウス 龍口酒家 駿河台店 (リュウコウシュカ)
東京都千代田区神田小川町3-10-7
TEL 03-5282-8825
営業時間/ 11:00~14:30 17:00~21:00
定休日 月曜日・第2日曜日・第4日曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※夜にもテイクアウト可能な料理があります。