「住家菜」 Home Feel
最寄駅は佐敦。店名は「家庭料理」を意味しています。
情報によると当店の料理は化学調味料不使用とのこと。
最後のディナー、そろそろ食べ疲れを起こしているかもしれませんし、ガンガンに攻める料理より
身体に優しいものが望ましいのではないかと思い、予定に組み込みました。
「兩位」と告げ、指示を受けたのは、中ほどの2人掛けテーブル席。
(管理人:イメージ) 当店のメニューは事前にネットで調べプリントして、
先生に料理イメージを教えてもらっているので安心よ!
清淡少油、あっさり油少なめが店の味らしいわ。
私達の席を担当してくれたフロアのお姉さんがチラシに書き込みがあるのに気が付き
「どうしたの?」とのお尋ね。
(寝太郎) 彼女が香港人の先生にこれで料理の説明を受け勉強してきたんです!
日本人ツーリストが自分たちの勤める店に来るため、学習してきたことを知った店員さん達は
ちょっとびっくりした様子だったけれど、親近感をもってくれたようで、ぐっと距離も縮まり
いろいろ話しかけてきてくれましたよ。コミュニケーションがとれて良かったわあ。
料理はアラカルトチェイス。当店は、自帶酒水OK。
持ち込んだ紹興酒の開瓶費を聞くとHK$100とのこと。
阿嫲雞(例)HK$58
お祖母さん(父の母)特製の鶏料理。
2人でシェアして丁度良い分量。生姜を効かせ、ほんのり甘みのあるお醤油味です。
咸旦蒸肉餅HK$68
アヒルの塩卵をのせた挽き肉の蒸しもの。
タレは少なく、蒸肉を塩卵の塩気とコクで食べさせる感じです。
タレだくが好みの自分にはちょっと物足りなかったかな。
清炒時蔬HK$52
娃々菜もありましたが、オススメの調理法はガーリック炒めとのこと。
あっさり炒めにこだわり、適した白菜仔でお願いしました。
住家老火湯(位)HK$20
豚骨がベースなのだと思います。じっくり煮込んだ日替わりスープ。
具材を聞いたところ、佛手瓜、南北杏、雪耳など。優しいお味です。
鮑魚雞粒竹筒飯HK$78
当店での1番のお目当ては、『FRaU』2015年9月号「食べて、歩いて、また食べてあがる香港」
から知り得た竹筒蒸しご飯。
食べてみるとみると、蒸しご飯というより炒飯のような味わいでしたが、
カットした鮑に鶏肉、松の実、たまご、翠玉瓜(ズッキーニ)など山海の幸が結集し、
素材の旨みがご飯と混然一体となった珠玉の逸品。ともかくうんまい!
周りのほとんどの卓でオーダーされていましたよ。
埋單は、約1人当たり、HK$238
お姉さんは濕紙巾をちょこちょこ取り替えてくれたり、とても親切。
日本にも行ったことがあるんですって。広東語は声調が難しいよね、と私を励ましてくれたわ。
さて、会計のタイミングには、お茶や糖水を持ってきてくれたと思いますが写真を撮り忘れ、
もはや失念。すみません。
なお食べきれなかった料理は打包できます。(ホテルにて撮影)。
住家菜 Home Feel
尖沙咀柯士甸道122號麗斯中心地下高層
TEL 852-3105-0515
営業時間 月~日:11:30-22:30