台湾料理「五味香」(ウミシャン)
最寄駅は馬車道。
随分と昔になりますが、年の暮れに「リッチモンドホテル横浜馬車道」を利用したときから
気になっていたお店へ初訪問。
場所は馬車道通り沿いで「生香園」新館さんの斜め前のビル2Fです。
中華色全開の入り口。予約はしていないけれど、混み具合はどうかしら?
扉を開け2名の利用を申し出て、店のおじさんから指示を受けられたのは壁際のテーブル席。
店内はテーブル席のみでレイアウトされていましたが、この日は店の半分を占める宴会が
入っているようで、スタッフさん総出で慌ただしくテーブルを動かしていましたよ。
壁を見ると、写真やサインがずらり。どうやら華僑の方々の熱い支持を集める店でもありそうです。
宴会準備の最中でしたから、通常時とは異なるかもしれませんがテーブル周りは下記のとおり。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:爪楊枝、メニュー
着座後:取り皿、箸、タオルおしぼり(トレー置き)
生ビール@500×2を注文後、置かれたのは大根の甘酢漬けです。
咸蚬(シジミのニンニク醤油漬け)@750(税込み@810)
自分の口に合うお店かどうか、判断の目安として、まずは、しじみテスト。
しかし量が少ないのにはびっくり。
醤油味をベースに、ニンニク、唐辛子を効かせ、しじみは生で仕上げていますが、
味に少し苦味ありで、とろ~っとと言うより、濁点のついたどろ~っとタイプ。
漬かりすぎた感があるのですが、詳細は不明。ちょっとディープさを感じてしまいました。
炸九層塔(ハーブ揚げ)@680(税込み@734)
台湾バジル自体がキュートで、若干ですが、量が少ない印象。
また、たまたまかもしれませんが、仕上げの塩が弱く思えます。
滷豆干(温かい台湾豆腐の特製醤油たれかけ)@270(税込み@291)
細切りにしたネギと生姜を添え、サイドにはライトな辛さの辛味調味料。
スモーク豆腐にかけられた特製醤油は、ちょい甘で軽く煮詰めたようなコクがあり、
このコンビ力は優秀。手始めの1品としてもリーズナブルだし、素直な美味さで好感度大です。
水ギョウザ6個@330(税込み@356)
ちなみに12個は550円(税込み594円)。
ひと口サイズで、もちっとした皮に包まれた餡は野菜(ニラ)が主体で、どっしりとした重たさが
ありませんから、おやつ感覚でパクパクといくらでも食べれそう。
また、辣油の入った醤油タレは、味も軽やかでこの水ギョウザとの相性は抜群。
胃袋は正直なもので、あっという間に平らげてしまいました。
猪脚麺線(豚足スープソウメン)@888
豚足はその茶褐色の色味から想像できたように味はしみしみで、皮目に歯触りを伝える、
もちっぷるタイプ。
八角がガツンと香り、生姜も微かに効いて、さらりとしたスープとのバランスもいい。
思わず、これだよ!これっと叫んじゃいましたよ。
とろみスープに、かつお出汁の風味が香る大腸麺線とは別路線の自然体な旨さにのめり込む。
数ある料理の中から、口に合う美味しさを引き当てた喜びは、感無量であります。
豚足スープソウメンはボリュームも望めたので、途中、味にアクセントをつけようと、
胡椒か何かありますか?と店の方に聞いて出してくれたのが、こちら。
豆板醤なのだそう。滷豆干で供されたのも同じ味です。
宴会利用の団体様や、グループ客の来店も多数で、店はあっという間に満員御礼。
混雑によるオペレーションの不安を回避するため、会計をお願いすると、
2017年7月末日までと期間限定ですが、
17時30分~19時までは、お会計金額10%OFFなんですって。
その効果もあり、支払いは、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)で済みました。
今宵のベスト・オブ・台湾飯は猪脚麺線。美味かったです。
五味香(ウミシャン)
神奈川県横浜市中区弁天通4-67-1
TEL 045-212-4559
営業時間/11:30~14:00、17:00~翌1:00
定休日 不定休 -店舗情報「食べログ」より-