その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

いもの煮えたも…

2009-10-07 05:52:03 | いろはかるた
夢屋いろはカルタも25日目…『ゐ』
「江戸カルタ」では、「いもの煮えたもご存じない。」であります。
この諺は知らないなぁ…そうです、芋は、煮えたのか煮えていないのか、中々判らないもの…転じて、世間知らずな者を嘲る諺であります。
我が家の古老が急逝し、葬儀の一切合切を無事滞りなく済ませることができました。この一週間、地元の風習や仏教徒としてのお勤めなど、凡そ現代では嫌われてしまうような因習を、親類縁者やご近所さんの気持ちとして察しながら、自分自身の中で整理し、短気を起こさず、喪主としての役割を果たすことができました。
さらに、我が家の3人の子どもたちにも、こうした場合の心構えや故人の生き様、父の物の考え方を伝えることが出来たと自負しております。私の喪主としての役割は、あと一度だけ…我が母親の時だけにしたい。決して両親より早く死んでしまうような親不幸はしないでくれと…。
           
これから続く四九日、百ヶ日の法要は、地元の家族で執り行うこととして、叔父たちが帰京する日に納骨を終えました。「御血脈」や「墓石の構造」などの知識をご披露し、『おくり人』などと揶揄されながら、後は、『一切皆空』
気づくと墓石の花台の穴から、「アマ執政」が納骨に参列しておりました。まだまだ、ご挨拶回りや家の中の片付けなど、身体の休まる暇もありませんが、少しづつ日常の生活に戻していきたいと思います。
そうですよ…結婚以来、今日からは、妻と初めて二人暮らしになるのですから、甘いスイートホームにしなくては…。
コメント
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