その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

油断大敵

2009-10-21 22:13:30 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」も39日目、『ゆ』…残すところ、あと10日程でまた、お題に困ってしまう日々が続くのかと思うと少々憂鬱です^^;
江戸カルタでは、「油断大敵」であります。語源は、諸説あるようですが、8年前の丁度今頃、滋賀県延暦寺の根本中堂にて、『油断召されるな』という教えの元となった燈明の明かりを見つめながら、名だたる僧侶たちが修行したお堂の中で、哲学した自分を振り返っております。
巻頭画像は、月面に着陸するUFOを捉えた貴重な画像でありますが、解説は後段に譲り、山形県在住の「さくらの季節さん」から寄せられたコメントに対して、生物教師として適切な答えをお届けしたいと思います。(いつから、教職に就いたのか疑問ではありますが…。)
ご質問の主旨は、「カエルの水かきも透明ですか?」という質問でしたが、昨日の記事の検証から始めます。「アマガエル」の前足の指は4本。
           
ご覧の通り4本です。寒さが身に凍みる今日この頃、鼻水を垂らしながらカエルを探す先生も大変ですが、お休み中のところ、いきなり拉致された「アマガエル」も災難であります。
昨日の課題は…アマガエルの後ろ足の指は…5本。
           
どうでしょう…見えますか?確かに5本でした。「四六のガマ」の由来は、この5本指に加えて、♀カエルに抱きつく際、♂に発生する肉塊を6本目の指と勘違いしたために生まれた言葉であると言われてもおります。
さて、本題の「水かきは透明ですか…?」という質問に対して、夢屋が見たところ、模様が付いた水かきでした。これをさらに明解にしようとすると、高校の生物学の教師のように、虫ピンで指先を固定しながらご覧いただくしかありません。心優しき夢屋は、とても虫ピンを指先に刺してまで真理を発見しなくとも良しとしておりますので、雑感を述べれば、カエルの中指と薬指の間に、模様の入った水かきがご覧いただけるものと思います。どうでしょう…「さくらの季節さん」納得いただけたでしょうか^^;
              
巻頭画像は、私、夢屋の左脚スネにできた「脂肪粒」と思っていた瘤に、何やら金属片が刺さっていたというCT画像であります。何故、このような画像を提供できるかについては詮索しないでください。痛くもない。痒くもない。1年6ヶ月の間、自分自身痛みを感じない場所に刺さっていた金属片…^^;
来週、手術日程を決めて、摘出したら…また結果を報告できるかもしれません。ん~本日のお題は、「油断大敵」でありました。痛みを感じない金属片よりは、脛の骨がスカスカになっていないか…などと、放射線技師に問い質している、自分の健康に過信気味の己への戒めの言葉であります。
サービスついでに、この寒空に寝ているところを叩き起こされた「アマガエルさん」に敬意を表して…ポートレートを一枚。
           
「さくらの季節さん」に負けず劣らずの美人(美蛙)であります。
  
コメント (4)
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