TBSラジオをキー局に放送されている永六輔さんの「誰かとどこかで」は、放送11,000回を超える長寿番組ですが、金曜日の『七円の唄』は、開始当時の官製葉書が7円だったことに由来しております。1972年1月まで葉書が7円で出せたんですよねぇ。以来、約40年が経過し官製葉書は50円、約7倍の料金値上げがあったわけですから、10円玉を握りしめて駄菓子を買いに行っても買える訳がありません。しかし、消費税という大きな壁さえなければ、『うまい棒』、『酢だこさん太郎』と『わさびのり太郎』というお菓子に出会えたわけでありますし、『チョコマシュマロ』は、内税で10円と本官も大いに満足したのでありました。
さて、消費税の壁で1円足りない場合、ガキ大将は何を考えたでありましょうか…。
私は、おそらく子分10名を集めたのではないかと思うのであります。名古屋市にある「丸川製菓㈱」さんは、マーブルガム50年を記念して、『オレンジフーセンガム』11個入り95円の「ちびっこパック」を販売しておりました。定番のオレンジにグレープ、ソーダ、コーラ味。分配方法によっては、4種類の味を楽しめるほか、エフ・エックスガムが2個余り、5円のお釣りが来る計算です。
「ガキ大将」の功罪は色々ありますけれど、親分は時として横暴ではありますが、分配に関しては上手だったような気がします。小さい子どもだけでは解決できない問題(例えば、10円ではお菓子を買えないという現実)に対して、珍妙な答えを導きだします。単純に分け合えば、ひとり一箱ずつとなりますが、それぞれ交換させ、違う味を楽しませ、残りのエフ・エックスガムは、親分が没収。余った5円は一番年少の子どもに返す…。大人の世界では理不尽に思える行為も子ども社会では、親分の信望にもよりますが、概ね納得したものです。カラオケやTVゲームで自分の順番でなければ、まったく他者の存在が眼中にない人間関係とは、ちいとばかり違う世界…これもまた時代と片付けて良いものなのでしょうか^^;
さて、消費税の壁で1円足りない場合、ガキ大将は何を考えたでありましょうか…。
私は、おそらく子分10名を集めたのではないかと思うのであります。名古屋市にある「丸川製菓㈱」さんは、マーブルガム50年を記念して、『オレンジフーセンガム』11個入り95円の「ちびっこパック」を販売しておりました。定番のオレンジにグレープ、ソーダ、コーラ味。分配方法によっては、4種類の味を楽しめるほか、エフ・エックスガムが2個余り、5円のお釣りが来る計算です。
「ガキ大将」の功罪は色々ありますけれど、親分は時として横暴ではありますが、分配に関しては上手だったような気がします。小さい子どもだけでは解決できない問題(例えば、10円ではお菓子を買えないという現実)に対して、珍妙な答えを導きだします。単純に分け合えば、ひとり一箱ずつとなりますが、それぞれ交換させ、違う味を楽しませ、残りのエフ・エックスガムは、親分が没収。余った5円は一番年少の子どもに返す…。大人の世界では理不尽に思える行為も子ども社会では、親分の信望にもよりますが、概ね納得したものです。カラオケやTVゲームで自分の順番でなければ、まったく他者の存在が眼中にない人間関係とは、ちいとばかり違う世界…これもまた時代と片付けて良いものなのでしょうか^^;