その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋ラボ(凍みる)

2010-01-15 17:09:12 | 夢屋ラボ
「凍みる(しみる)」という現象は、一体、どのエリアまで体験できるのでしょうか。道路の水溜りが「氷る(凍る)」という現象は、関東地方でも経験できるでしょうが、「凍みる(しみる)」は、やはり東北地方以北でないと感覚的に分からないだろうなぁ…。
昨日、『ケサランパサラン』を瓶詰めにしたところ、「停電」という不幸が舞い降りてしまいましたが、さらに、それをブログupしたところ、夢屋に二つ目の不幸が舞い降りました
降りしきる雪の中、消雪設備の水量調整を終え、凍えた夢屋に妻から浴びせられた言葉…
「お父さん!水が出ない…」
これが「凍みる」。そして、私は凍る(固まる)
水道管を地上部から立ち上げている箇所が、寒気で凍ってしまうのであります。
今では、水道管の保温被覆材や凍結防止器具が販売されておりますが、昔は、少しだけ水道水を蛇口から流し続けるという予防対策をしたものですが、日中無人の我が家では、本日の冷え込みに対してノーケアでありました…とほほ。
           
哀れな夢屋少年は、吹き荒ぶ雪の中に、強制送還されたのであります。
「男は、これだから女より長生き出来ないのだ…。」などと、オッカァに聞こえないように、ブツブツ文句を言いながら、唯一の対処法である「やかんの熱湯」を手にして、水道管の立ち上がり箇所に向かいます。
しかし、何かがおかしい(変である)。水道管には凍結防止材も巻いてあるし…今日の冷え込みで「凍みる」のだろうか…。がぁ~!!!凍結防止器のコンセントが抜けているではないか。これもまた、我が家の古老が、冬を迎える前に行っていた作業なのでありましょう。決して、『ケサランパサラン』を瓶詰めにした「祟り」という超常現象では無いようであります。
水道管が凍みたり、台所の野菜が凍みる…北海道では、ビール瓶が凍み割れする。今朝、二年ぶりの氷点下を迎えた東京人には、冷蔵庫の中の方が暖かい(5℃前後)などということの方が、超常現象に違いないのであります
コメント (2)
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