その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(評価額)

2012-03-10 19:10:41 | 夢屋王国

現職で死亡してしまった時、残された子どもたちの就学資金のために年金支給型の生命保険に加入していたのですが、それぞれが20歳を過ぎ、もう独立可能であろうと昨年から掛け捨て型の保険を解約しました。貯金替りの郵貯の簡保と掛け捨て型の生命保険…不慮の事故死なら最大で1,800万円の生命保険、普通死亡なら900万円…私の命の値段はこんなもの、残された者たちの当面の生活費は大丈夫だろう^^;
別に体調が悪いわけでもないし、冒険旅行に出掛けようと言う訳でも無いのでありますが、半世紀を生きて、自分が残せるものは何かを考え、また残してきたものはどれだけあるのかと計算してみたのであります。あちこちに散らばっている貯金通帳をかき集め、固定資産台帳を取り寄せ『夢屋王国』の純資産高をはじき出して見ると、そこそこの評価額になるのでありますが、厄介なのは土地・家屋の評価でありまして、相手から土地を売って欲しい(特に公共事業)などと願われる時は、評価額の3倍にもなるでしょうし、生活に窮して売り払う場合は3分の1以下であろうし、財産などと言っても物の値段とは不思議なものであります。

雪に写った私の影は、防寒具で着膨れている…『夢屋国王』は中肉中背の怪しいオジサンであるからして、太ってはいないのでありますが、さて、このオジサンの評価額は如何ほどなのでありましょうか?グラム1,500円の米沢牛のお値段で換算しても約90万円であります…情け無い^^;
廃用となって火葬場で焼いていただくときは、5,000円也。(もっと、情け無い。)
人間の価値って何なのよ…などと考えてしまうのであります。まぁ、自分が使うことも出来ない生命保険の支給額なんぞ計算したところで、何の恩恵も自分には無いのでありますから、我がオッカーの生命保険を考えてみる…不思議だ…彼女の資産高を私は一切知らない。(総て独立会計なので^^;)
そろそろ、お互いに何があってもおかしくない年齢に達しているのだから、結婚前には「健康診断書」の交換を、50を過ぎたら「総資産表」の交換をしておくべきかもしれません^^;

コメント
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