その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(卒業写真…)

2012-03-13 17:24:09 | 夢屋王国

夕方7時、我が家の『ころじぃ』は、『夢屋国王』手作りの「ころちゃん’ずハウス」から、のそのそと這い出してまいります。12月1日ころ生まれ…とペットショップで紹介されていた彼に『ころちゃん』と名付け、この世に生を受けて30ヶ月めに突入した彼でありますが、ハムスターの世界では18ヶ月程で高齢の域に達するので、人間に例えたなら超高齢者であります。足取りは、以前のような俊敏さは無く、蛍光灯の明かりが眩しいのか、今にも飛び出しそうだったクリクリとした目を細めて、水を飲みにやってきます。
「ころちゃん」と家族に呼ばれていた彼も、今では回し車を回そうとすると、「じじぃ!無理するなぁ~。」と家族に言われる始末…私の将来を暗示しているようで、同類相憐れむのであります^^;以前は食べさせなかった生ニンジンやニボシなど、彼の健康状態を考えながら少量与えております。
ラジオの深夜放送から「卒業写真」の曲が流れて来ました。1975年当時、荒井由美(現:松任谷由美)さんのアルバム曲としてリリースされた曲でありますが、後にハイ・ファイ・セットによってカバーされて広まったような気がします。高校の部活で3年生を送り出すときに「大久保さん」という同級生が歌ってくれたのを思い出します。高1の「大久保さん」は、きっと3年生の誰かに心を寄せていたのではないかと、当時思ったものであります。

山形県公立高校の入学試験も終わり、今週の金曜日には卒業式、そして土曜日には合格発表となることでしょう。私たちが中坊の頃は、まだラジオで各高校の合格者名を読み上げていたし、受験番号と名前が高校に掲示されたものでありますが、プライバシーうんぬんと言われ、新聞にも掲載されないから、中学校を卒業しても同じクラスの子が合格したのか不合格だったかなどと言うことは、仲の良い子の親の連絡網でしか伝わらないのでありまして…そう言えば、私の合格発表の日、一度だって学校に来た事の無い親父が、珍しく夕方早く帰って来て、「合格したぞ。」とボソッとつぶやいたことを思い出しました。当時は、バスに乗って高校まで行かなければならなかったから、私は自宅でラジオから合格者名を読み上げられる時間を待つ身であり、親父は現場帰りに覗いて来たらしいのであります。もう、あれから37年の月日が流れたのでありますよ^^;
まだまだ、中坊の試験問題なんざぁ解けるさ…などと、地元紙に載った入学試験問題を眺める『夢屋国王』でありますが、『大人の眼鏡』を掛けないと試験問題が読み取れない^^;
60分間の試験時間の集中力が続かない…最後は、こんな問題、実社会では何~も役立たないよ…などと言い訳するのであります。しかし、中坊諸君!「ヘロンの公式」は、三角測量で土地面積を算出するのに役立つよ…などと、訳の分からない解法のヒントを与えるのであります。『夢屋国王』の高校・大学時代の「卒業写真」の思い出なんて無いんだなぁ~。ほぼ男子校みたいな状態だったから…とほほ。

コメント
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