その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(掘る…)

2012-03-04 17:52:22 | 夢屋王国

「裏の畑でポチが鳴く…♪」
確かおとぎ話の世界では、正直じぃさんが掘れば大判小判がザ~ックザ~ック♪ザック・ジャパン!となるはずなのだから、『夢屋じぃさん』もスコップ片手に約80cmの積雪を掘るのであります。正月過ぎに掘ったキャベツの畝沿いの穴は、その後に降り積もった雪で完全に埋もれ周囲との区別が付きません。秋作業をした時の位置感覚とキャベツを掘った時に残した一本の竹棒を頼りに、半径2mのエリアを掘る、掘る、掘る…^^;
大判小判の代わりに出てきたのは、雪の重みで潰れてしまったハクサイ4株であります。降雪前の12月に大きめのハクサイを7個ほど収穫し、新聞紙に包んで玄関先に保存していたのでありますが、私の計算通り2月で食べ尽くしてしまいました。キャベツと違って、ハクサイの場合は雪の重みで潰れてしまうことが予め分かっていることではありますが、春先とう立ちするハクサイの花茎のお浸しが甘くて美味しいので、わざと雪の下に放置しているのであります。とは言え、買って食べるのもバカバカしい(近所のスーパーでは1/2カット148円)…しかし、ここまで潰れてしまうと鍋物に使っていただくしかないですねぇ^^;

12月初旬までミニトマトが生っていたお手製のテントハウスも雪の重みでヒシャゲテおります。そろそろ単鋼管が曲がってしまう恐れが出てきたので、これも骨材の周囲を掘る、掘る、掘る…^^;
今年の課題は、ご近所の廃園となった畑のハウス骨材を頂戴して、メロンと秋野菜、ホウレン草の周年栽培に挑戦したいと考えているのでありますが、この雪を見ていると少々気分が萎えかけて参ります。不思議なもので、雪を掘ったり融雪剤(炭屑など)を撒いても、春先土が顔を覗かせるのに、さほど違いが生じないのでありまして(1週間程違うかなぁ…)気温や地温の上昇がないと雪解けは進まないのであります。お日様の力には叶わないんですなぁ^^;
そう言えば、裏の畑で鳴くはずの『ポチ(本名:さくら)』は…ようやく、こたつから抜け出して外を散歩することに喜びを感じ始めたようでありますが、『夢屋じぃさん』の隠れ家である『第2サティアン』前で危険を察知して、自宅へひとり帰ってしまいました。察するに『夢屋農園』には大判小判が眠っていないということか…。しかし、彼女はしっかり、大と小の贈り物だけは残していってくれたのでありますよ…とほほ。

追記)ちなみに、『夢屋国王』が昨日行った復旧作業状況は…

こんな感じであります^^;


 

コメント
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