お彼岸の挨拶を受け、今日は返礼として叔父の家にあいさつに行く。この時期、仏様への供物セットは乾物が主体でありますから、若いお嫁さんが貰っても正直なところ処理に困ってしまうのではないだろうか…ありきたりな乾物も手にするのだが、お嫁さんと従弟の子のご機嫌伺いをするには『スウィーツ』の方がウケるだろう^^;
オジサンだって『スウィーツ』が食べられない訳じゃない。苦み走った男を演じるためにはコーヒーを飲み、運転から解放された時はビールに手を出しているだけであって、小洒落たお店で家族と『スウィーツ』を食べるなんて、気恥ずかしくて出来ないだけなのであります。したがって、家に買って帰る場合も、オッカーと子どもたちの分を買うことはあっても、自分の分まで買うことは稀であり、結果として、オッカーは「お父さんは、甘い物を食べない。」と思い込んでいるフシがある…不思議なもので、食べなくても自分の分が用意されていないと少々悲しいなどという気難しい生き物がオジサンなのであります^^;
さて、久々に登場する『夢屋本舗』商品開発部長の友人Tは、平成23年度の企画商品として『生にんにくの元気もっこり漬け』、『地這いきゅうりのたまんね漬け』等々、試作品を作り、そのレシピと原価計算まで仕上げて、企画書を完成させたのでありますが、営業部長の動きが悪く、まだ商品販売の契約を取り付けるに至っておりません。さらに、気まぐれな商品開発部長は「これからは、女子にウケるスウィーツだよ…。」そう言って、平成24年度の企画商品は『スウィーツ』に挑戦するらしい。しかし、社長兼営業部長の『夢屋国王』が思うに、企画部長Tは、ババロアもムースもプリンも区別が付かないのではなかろうかと内心思っているところであります。大胆な料理が得意な彼に、繊細なイチゴのトッピングが出来るのだろうか…彼の場合、『男のスウィーツ』はこういうもんじゃ~などと、大胆に丸ごと乗せるのが目に浮かぶのであります^^;
そんな心配をしながら『夢屋国王』は、畑の雪融けを待ちながら『第2サティアン』の内壁工事を着々と進めております。「檜のスノコ」を一旦分解し、壁に下地を貼ってから一枚々々、腰高の檜板張り…山小屋風にリニューアルを試みておりますが、国王のお小遣いにも限界がありますので、完成までにはまだまだ時間が掛かりそうであります^^;