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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(収穫祭)

2012-11-05 12:03:04 | 夢屋工房

11月4日…年末まであと57日ほどになりました。
『夢屋王国』では、友人たちの手助けで収穫できた「ヒメノモチ」を使って、今年最後の収穫祭を開催いたしました。友人である『貧乏父さん(H.N.)』のブログを見ていたら、どうやら朝から暇そうである。収穫祭のメインディッシュとなる「雑煮モチ」の具材の準備やもち米の精米は、彼に頼もう…突然の携帯にも係わらず、彼はいつものようににこやかにやって来たのであります。
『夢屋国王』が作る雑煮は、シンプルにゴボウと自家製のダイコンに鶏肉のみ、『第2サティアン』の前に自生している「ナズナ」を散らせば立派な雑煮の出来上がりであります。ただし、ゴボウの刻み方にはこだわりがあって、薄く斜め切りにして千切りにします。ゴボウは笹がきでもよろしいのですが、歯の弱い高齢者には、こうした切り方のほうがゴボウの繊維が歯に優しく、さらにゴボウの風味も出るんです^^;
友人『ノロ君』の場合は、豪快な男の料理には打って付けでありますが、繊細な料理には向かない。(断言してしまうところが恐ろしい^^;)そこで、『貧乏父さん』にご登場願ったところでありますが、彼の場合もまた、笹がきゴボウをイメージしており、『夢屋国王』のイメージするゴボウの切り方には程遠い…千切りと言うよりも「きんぴらごぼう」の出来上がり…開始直後から国王のダメだしが出てしまいました。
実は、この切り方、同級生のお袋であり、もう亡くなってしまった『タケコばあさん』の仕立て方なんでありますよ。こうしてみると、『夢屋国王』の行動パターンは、地元婦人会の教えが刷り込まれているようであります。『貧乏父さん』には申訳無いのでありますが、今年、彼が一番恩恵を受けた『山菜エリア』の草刈りもお願いし、国王は、積み残しのレッドオニオンの植え付けを終えることが出来ました。
今週の水曜日は「立冬」であります。いよいよ、今週末からは「雪囲い」を始めなければなりません。苦労して刻んだゴボウ入りの雑煮と納豆モチを食べながら、ビールとウイスキーで乾杯…彼らは、来年も農場実習という名の強制労働に付き合ってくれるでありましょうか?大汗をかいた割には、実に安い報酬でありますけれど…。

コメント
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