久し振りに『本官』に登場願いました。
サプリメントを五十音順に並べて「い」について考える…いの一番に思い付いたのが『イソフラボン』でありますが、いわゆるポリ・フェノール類でありますから、化学式でいうところの亀の子が沢山出てくるのでありまして、学生時代から『夢屋国王』はフェノール基が出てくると頭が痛くなるのでありますよ^^;
正確には「イソフラボン類」と表現するのが正しいようで、食べ物としてはダイズ由来の「イソフラボン類」であるゲニステインとダイゼインが注目されており、これらは女性ホルモンであるエストロゲンのような働きをすることが知られているようです。女性ホルモンに似た働きをすることから、乳がんや子宮がんなどのリスクを増やしたり減らしたりするとも考えられ、更年期障害や糖尿病、骨粗しょう症に対しても改善効果があるとも言われているようです。
前日に調査した「アガリスク」と同じように、コホート研究(比較対照試験)結果でありますから、積極的に摂取した一群と通常の一群との間に、発症や改善効果に有為な差があったか無かったかという評価であって、決して治療効果があったなどというように考えてはいけません。ただし、食物繊維の含有量が多い豆類を食べることは、植物由来のたんぱく質の摂取やお通じにもよろしい訳でありますから、納豆や豆腐を食べることは健康に良いことは確かでありましょう。最近では、植物由来の多糖類やたんぱく質にもアレルギー症状を発症される方がいらっしゃるようですから、どなたでもと言えないことが辛いところであります。
さて、『夢屋国王』が住む隣町の川西町で取り組んでいる「紅大豆」…『本官』もお皿の中で埋もれておりますが、赤い色素の大豆ですからポリフェノール類の含有量はバッチリと考える訳でありますが、風味がイマイチであります。したがって、枝豆としておつまみには向きませんが、風味が薄い分だけ、ご飯といっしょに炊き込んでおむすびならばいけるのでは…3年ほど前に、この豆を使って豆腐作りをしたことがあるのですが、お赤飯のように薄紅色をした豆腐が出来上がりましたけどあまり美味しくなかったので、それ以来栽培しておりません。一度、成分調査をしてみるのも悪くは無いかも知れない…結果次第では、サプリメントより効果のある豆だったりして^^;