探偵社もオファーが無ければ暇である。一年間の勤労に感謝し、外の寒さに負けていたら、アッと言う間に連休2日が終わってしまいました。一昨日は『古いトレンディドラマ？』、そして昨日は『韓流ドラマ』にハマッてしまい、オッカーの車のタイヤ交換と夕刻に渋々ハクサイを収穫するのがやっとでありました。休日であっても何かをやっていないと非常に損をしたような気になり、こうして何もしない一日が終わると自己嫌悪に陥ってしまうことが分りきっているので、今日はハクサイを収穫したよとか、畑に残った山形青菜を収穫したではないかと自分に言い聞かせるようにしているのであります。このまま、出稼ぎ先を退職したら一体何が残るのでしょうか…悠々自適などと言いますけれど、退職後のプログラムを準備しておかないと、人間ボケてしまうと真剣に考える『夢屋国王』であります。
さて、本日のサプリは「オルニチン」であります。CMでは、「1個でシジミ〇〇個分のオルニチンが摂取できる高濃度サプリ…」などという謳い文句でありますが、どうもこれが良く分からない。オルニチン自体は、体内での尿生成過程で中間産物として生合成されるので、身体に必要な必須アミノ酸という訳ではないのです。『オルニチンは肝臓に良いとされている。成長ホルモンの誘導体であるから、ダイエット効果や美肌効果が期待できる。』…これホントかよ？
尿自体が体内で生成されなくなれば、毒素（アンモニウム塩etc.）が蓄積され、エネルギー産生能力が落ちるから倦怠感が増す。成長ホルモンは基礎代謝力を向上させ、結果的に体内の脂肪が燃焼しやすくなる。このふたつの要素は正しいと思うのでありますが、だからといって、オルニチンを積極的に体内に取り入れる理由にはならないのでありまして、謳い文句のCMを真逆に考えてみましょうよ。「1日にシジミを〇〇〇個取ることは実質不可能です。それがこの1個で…。」だから、シジミを〇〇〇個も食べる人は居ないんでしょう。取る必要も無い物を過剰に摂取すれば、尿として排出されるだけですよとなりませんかねぇ…^^;
体内に必要とされる（体内で生成されない。）必須アミノ酸をバランスの良い食事によって摂取することはとても重要なことでありますが、体内で生成されるアミノ酸を半ば強制的に取る必要があるのだろうか？『お酒を飲む機会の多い方には打ってつけのサプリです。』…ハイハイ、毎日二日酔いになるほどお酒を飲んでいたら、オルニチンを摂取するしないに係わらず肝臓が悲鳴を上げますよ。まずは、上手な酒を飲む。昔、村の名医が言ったそうであります。「酒はクスリクスリと嗜めば薬になり、ドクドクと飲めば毒になる。」けだし名言であります。
「オルニチン」サプリは、中年のオジサンに必要か？オジサンたちには必要無くなった『オレのチン』程度のものじゃないのかなぁ…^^;
ちなみに、何度失敗しても「二日酔い」という神が与えし試練を繰り返してしまう、ダメな『夢屋国王』ではありますけれど。
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