その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵社(巳年)

2013-01-04 06:33:45 | 夢屋探偵

明けましておめでとうございます。2013年が、皆さまにとって幸多き一年でありますことをお祈り申し上げます。
画像は、昨年の春に訪れた宮城県松島町の五大堂の「巳」の彫り物です。自然の猛威の前には手も足も出ない非力な人間界でありますが、世界には約3,000種ほどと言われる「蛇」の場合は、自分の手足を消失させて進化した生き物です。手を出せば捕まりますし、足を出せば大赤字…ならば、何もしないことが一番であると手足を退化(進化)させた訳ではありますまいが、その姿が異形であるが故に、「蛇」は時に豊穣の神として崇拝の対象となり、時には嫌われ者として扱われてしまいます。彼らは、彼らなりのライフスタイルを貫いているだけなのでありますが…。
さて、年末年始、皆さまは如何お過ごしでしたでしょうか?常に高血圧(実は、比較的血圧が低いのですが…)で、アグレッシブな『夢屋国王』には珍しく寝正月を決め込みました。今ひとつ気力が湧かない…少々お疲れモード…体力の回復…何もしない…そんな自分に落ち込む。「軽い鬱症状」への魔のサイクルを体験しております。何もしない「寝正月」は、テレビとコタツがお友だちでありますから、朝から晩(深夜・早朝)まで、テレビを見続けたのでありますが、ひとつ大きなことに気付きました。年末は、CATV(衛生放送局)で、かつて放映されたTVドラマにハマってしまいました。年始はドタバタの娯楽番組だろうと思っておりましたら、同じTVドラマ(JIN)が放送されているのでありまして、あれまぁ、年末も年始も同じTV番組をCATVと地上波で見ている自分が居るのであります。他局も以前放送したものをリメイクする手法だから似たり寄ったり…娯楽時代劇やドラマを創るだけのスポンサーが付かないのではないだろうか?何故かしら、この日本という国の景気や経済というものの一端が見えたような気がしたのでありますよ。
今さらではありませんが、これでは若者に「夢」を与えられる国には成り得ない。CATV(衛生放送局)のスポンサーの多くは、健康食品や化粧品を扱う企業ですから、余りにも多くのCMを見させられて、健康に良いと言われる物を探す旅に出かけたのでありますが、地上波でもお金が集まらない世の中になってしまったのでしょうかねぇ…?『夢屋国王』が手足を引っ込めたところで、問題をやり過ごすことも出来ませんし、少なくても自然(雪や夏の雑草)に『王国』は荒れてしまう。毎年、同じ事の繰り返しではありますが、与えられた手足が動くうちは抗ってみようかしら…充分な寝正月で体力を回復した国王は、また挑戦を始めるのでありますよ。(どこが「軽い鬱」なのでしょうか^^;)さて、また雪かき作業の始まりです。

コメント (5)
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