その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(白夜)

2013-01-30 12:22:15 | 夢屋探偵

「白夜」とは真夜中でも薄明りとなっているか、太陽が沈まない極地で起こる夏の現象であります。一方「雪明り」とは、積もった雪の反射で、夜でも周囲が薄明るく見えることであります。ここのところ夜中に布団に入り、通常であれば部屋の明かりにナス球程度は点けて眠るのでありますが、月明かりも無いのに窓の外が明るく見える。したがって、ナス球さえも消して眠りに着くのでありますが、夜中の明るさも朝方の明るさにも、あまり違いを感じられないほどの薄明かりなのであります。ただただ、そろそろだなと感じて部屋の蛍光灯を点けると確かに朝5時半なのであります。
「蛍雪の功」などという今では信じられないような古代中国の故事がありますが、残念ながら「雪明り」だけでは書物の文字を読めるほどの照度にはなりません。こうした拡散反射光をかき集めて、何かの容器に閉じ込めれば新たな照明器具の出来上がりでありますが、あれれ、「光」というものを閉じ込めることが出来るんだっけとか、そもそも「光」って何だっけ?などと基本的なところが分っていないから、空想の域から一歩も外に出ることが出来ないのでありますよ^^;
東日本大震災とその後の一連の余波によって起きた福島原子力発電所の事故は、多くの国民にショックを与えるとともに、福島県に留まらず有形無形の被害を与えました。原子力発電所は必要か無用か?単純な二者択一だけで語れない問題が多いような気がします。感情的にも原発を自宅脇に受け入れられるような気分ではありませんが、宇宙から眺めた日本という国が夜でも明かりの消える事の無い「白夜」の国であり、真っ暗な夜を受け入れることが出来るのだろうかなどという極論が頭をかすめると、自分さえ影響が無ければという安易な選択をしそうな気がするのであります。
だから、雪をかき集めようなどと思い始めた訳ではありませんけれど…^^; とりあえず、厄介者とされる雪を有用な物に変える…これが出来たら『夢屋国王』は大金持ち…この際、蛍の尾っぽと雪をガラス管に入れた『蛍雪管』なる発光装置の開発を試みてみますか…ここまで来ると科学者ではなく、詐欺師に近い状態でありますよ^^;

コメント
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