その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵社(大鵬)

2013-01-20 07:59:22 | 夢屋探偵

『巨人、大鵬、玉子焼き』…昭和の高度経済成長期の子どもたちが好きだった物。
子どもたちのヒーローは、強さと優しさを備えていなければ成らないものかも知れません。「横綱大鵬」と同じ時代に活躍したご当地力士「横綱柏戸」でありますが、やぶにらみの形相と右四つの型を重視する頑なな姿勢は、子どもたちにはウケが良くないのでありまして、どうしたって「横綱大鵬」の人気が高いのであります。優勝回数も大鵬の32回に対して、柏戸5回…「柏鵬時代」などと評されるものの、「横綱柏戸」は確かに郷土の英雄ではあるのだけれども、「横綱大鵬」の引き立て役という感が強いのでありました。
さて、「横綱柏戸」が16年前に58歳という若さで他界し、昨日「横綱大鵬」が72歳でこの世を去りました。昭和という時代がさらに遠くなるような気がしますが、戦後の混乱期に恵まれた体格を持ち、当時の角界から子どもたちに夢を与えてくれたことは間違いありません。しかし、恵まれた体格はしていたものの、記録を見ますと現役時代後半から、お二人ともかなり体調を崩されていたようであり、「柏戸」は内臓疾患を抱え、「大鵬」は肘を痛め、現役引退後は脳梗塞を患うなど、食生活や無理が祟ってしまうのでありましょうか、短命であることが多いようであります。
無理をして体重を増やす。大酒を飲む…当然、身体に良い訳は無いのでありますが、現役の頃は勢いでこなしてしまう。少しだけ弱さが出て来たときに大きなダメージとして発現する。「健康」などと言う物を意識しないで暮らせることが、一番の「健康」なのかも知れません。
かっかっか、「休煙」7日め突入であります^^;

コメント
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