「休煙」開始から9日め突入であります。ボチボチ「煙草を休んでます。」と口を開き始めると、概ね出稼ぎ先の女性陣のウケが宜しいのでありまして、男性陣は裏切り者を見る目と励ます目が半々というところでしょうか。100日間の「休煙」後、現在に至っているので、喫煙経験のある者はいつでも喫煙者に戻ることが出来る。したがって、無理に「禁煙宣言」は行わない。30年も煙草を吸い続けて、今さら元の身体に戻りたいなどという都合の良いことは考えないことにしているのであります。
しかし、ここに来て今まで感じたことのない『禁断症状』が出て参りました。指先や肘、膝の関節が痛痒いような、くすぐったい感覚になることは織り込み済みであります。時間と時間の合間に、突然、煙草が吸いたいぃ~という思いに襲われることも経験済みであります。こんな時は、節抜きをしたり、軽い屈伸運動をすれば良いことであり、冷たい水を飲むことなども効果的であります。深呼吸することも良し。総て経験済みであり、対処法も分かっているはずなのでありますが…。「休煙」5日め辺りから左胸(肺の上部)に軽い痛みを感じ始めました。煙草を休んでいるにも係わらずであります。次に、煙草も吸っていない、風邪も引いていないのに喉に「痰」がからみ始めました。そして、8日め辺りから右胸(肺の上部)に軽い痛みを感じ始めました。何なのだこれは…?
人の禁煙体験談を検索していると、やはり、こうした禁断症状を感じる人が居るらしい。健康に良いことを行っているのだから、例えば「嗅覚」が煙草の臭いに敏感になり、「味覚」が戻ってご飯を美味しく感じることが出来る。とにかく、空気を美味しく感じなければいけない…残念ながら「嗅覚」は少しだけ敏感になったようでありますが、今のところ禁断症状の方に敏感になっているようであります。むしろ、「痰」や胸の痛みが続くようであれば、別の病気を意識して受診した方が良いようなことが書いてある。こうなると何のための「休煙」なのか分からなくなってしまうのであります。まぁ、30年来の喫煙は、こうして人体を深く蝕んで来たということでありましょう^^;
さて、禁断症状に悩みつつ、「休煙効果」のひとつとして、財布のお金が減らないということにようやく気付きました。一日410円で9日間…3,690円が私のお財布の中に残っている勘定であります。当分、缶ビールを二缶増やしても、喫煙していた時と同じ状態だから、これはかなり有効…まぁ、ご近所さんのお知らせを受けて、香典やお祝いなど、お付き合いのお金として飛んでいくから中身は同じなのでありますが…とほほ。