薄氷の湖

見ているのか、見られているのか？

ロシアの作曲家チャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽「白鳥の湖」は、悪魔の魔法で白鳥に変えられた娘オデットと王子ジークフリートの悲しき恋の物語…月光を浴びた白鳥たちは魔法が解けて、美しい娘たちに替わっていくという第2幕「情景」の主旋律が、クラシック音痴の『夢屋国王』でも知っているという有名な曲でありますけれど…^^;
つまり『夢屋国王』のバードウォッチングは、美味しい鴨肉が食べたいという食欲と、白鳥はいつか美しい娘御に進化するのではないかという助平心でファインダーを覗いているのかも知れない…高尚な趣味も一気に地に落ちたものとなってしまうのであります。
『夢屋王子』は、夜な夜な人間の姿に戻るオデット姫に永遠の愛を誓わなくてはいけないのでありますが、オデット姫に化けた悪魔の娘オディールに心奪われ、愛を告白してしまうのであります…そうか、オッカーはオデット姫に化けた悪魔の娘…今まで気付かなかった！これで、夜な夜なオッカーザウルスに変身する謎が解けたと納得する『夢屋国王』であります。

最近、ハマっている『特製もやしら～めん』

「結婚」という名の契約行為の全ての不幸の始まりは、こうした思い込みと「鳥目」によってもたらされる！後天性の「鳥目（夜盲症）」は、ビタミンA欠乏によってもたらされる場合があるから、獣肉の肝臓やホタルイカが良いらしい。摂り過ぎには注意が必要なので、βーカロテンを多く含む緑黄色野菜も効果があるようであります。
がしかし、平成20年5月1日以降に離婚し、国民年金第3号被保険者（通常は専業主婦）から2年以内に請求があった場合は、厚生年金相当分を2分の1ずつに分割することが出来る…そんなバカなぁ～！コチラは夜目が利かずに騙されただけなのに…そうです。今さら「鳥目」を治そうなどと考えてはいけないのであります。今となっては、たとえ見えてても気付かないフリを通さなければいけない。これが現代版『シャイコダシスギー』作曲、3大悲劇『薄氷の湖』なのであります。

追記）『特製もやしら～めん』は、麺と具材を別々に煮て、スープは最後に水溶き片栗粉でトロミをつけます。豚肉や鶏肉は、下味を付ければさらに良し。夫婦関係が冷え込んだ時には、「暖かい～んだから～♪」…余計なお世話ではありますが^^;