人相(鳥相)というものがあるならば、♂だと思う。
「四十歳を過ぎれば、誰でも自分の顔に責任がある。」と訓垂れたのは、アメリカ合衆国の第16代大統領リンカーンでありますが、もう一人、イギリスの小説家ジョージ・オーウェルは「50歳になると、誰でもその人格にふさわしい顔になる。」という言葉を残している。
さて、鏡に映った国王の顔は、額に横ジワが刻まれた立派なオヤジ色であります。眉間に一本走る縦ジワは、職業柄致し方ないものか?年齢よりも若く見えると言われるようになったのは最近のことで、若い時から老け顔をしていたに違いない。(放って置いてくれ!)
人の顔色を窺うことが職業病と化しております…嘘つきやペテン、傲慢の相は、知らず知らずの内に顔に現れるものでありますよ^^;(だったら、自分はどうなんだろう?)自分を守るために人はウソをつき、ウソにウソを塗り固めている内に、ウソの世界が本当に思えるようになって行く。ウソの始まりの本質にたどり着くまで時間は掛かるが、事の本質が見抜ければ問題の解決はさほど難しい話ではない。(あとは、プライドという強固な守りのためのウソをどう打ち崩すかという問題だけなのでありますが…。)
タラの芽の天ぷらであります。
残雪を渡る風も一気に春めいて来ました。雪解けを待って、山菜の季節がやって来ます。ハウスで促成栽培された「タラの芽」は、料亭でも好評な山菜でありますが、行き着けのスーパーの陳列棚には、半額セールで乗っておりましても買い手がなかなか付きません。早出しの物珍しさはありますが、味に今ひとつコクが無く、里山で頂戴する「タラの芽」には遠く及ばないのであります。
朝、黙々と雪の壁に向かい、1mほど前進しては満足して一服!お日様のチカラは偉大であり、人間の非力な前進を笑い飛ばすかのように、一気に雪解けは進んで行きます。『オジSUN』の額のシワは肉体労働で刻まれたのか、人の顔色を窺うこと(猜疑心)で刻まれたのか、はたまた、幸せの笑いジワなのか?今年は「ミドルフィフティ」なのだから、自分の顔に責任を持とう…少なくとも、出稼ぎ先の婦女子に「ギャー!」っとだけは言われないようにしなきゃ~ねぇ^^;