ホウレンソウの播種から一週間経過しました。
朝、秋に種蒔きしたクキタチ(菜の花)の畝の半分ほど除雪を終えました。もう半分は敢えて雪を残しておくことにします。発掘作業に飽きてしまったのではなく、ひとつの畝でも雪融けの違いにより、成長(収穫期)の時間差が出来ないだろうかという実験のためでもあります。一気に芽吹かれたのでは、さすがに家族で消費しきれませんし、もし商品化出来るなら、自然の保冷剤(雪)で逆に収穫期を遅らせる…無い知恵を搾って、無用の物を有用の物に替える工夫であります^^;
世に『世界三大無用の長物』という物があるらしいが、雪はジャマなだけで決して無用な物ではありません。「仏壇と年寄りは似た者同士である。ありがたくもあり、邪魔でないかと言われれば、邪魔でない訳でもない。」…落語のマクラにでも使われそうな笑いを誘えるような話…お金を掛けて雪を積み、お金を掛けて雪の山を崩す。確かに身の回りにあれば邪魔なんですが、山に降り積もった雪は、夏に田んぼを潤す訳でありますから…。
昨日に続き「タゲリ」の冠羽をどうぞ…
頭に突き出た「タゲリ」の冠羽(カンウ・カンムリバネ)…一見、無駄な物に見えるのでありますが、きっと理由があるに違いない。きっと、繁殖期には♀への恰好のアピールポイントに成るに違いないとか、後から忍び寄りあの二本の冠羽をつかむと「タゲリ」は動けなくなるのだ…人間さま(私)は勝手に妄想を膨らませるのであります^^;
いや、待てまて、昨日まで居なかった「タゲリ」は土の中に埋もれていたのではなかろうか…頭の後に羽根の種があって、適度な温度で発芽したに違いない。だいたいねぇ、今朝発芽したホウレンソウの双葉と姿形が一緒ではないか?
「はいはい、仕事の邪魔しないでねぇ~!そこに居ても良いから^^;」…出稼ぎ先の若い衆に、そう言われそうなオヤジの妄想であります。