御料理の器に、「おひなさま」
ボスの送別会を終え、本日は彼岸の中日であります。前夜のパフォーマンスで大汗(一説では冷や汗)をかいて、朝風呂を浴びて朝食をいただけば、スッキリシャッキリ、町内で唯一縁のある「A家」にお彼岸のご挨拶であります。『夢屋家』は私で四代目…曽祖父が現在の山形県東根市から福島県内の剣道場に修行に出て、帰郷の途中で今の地に居着いてしまったのが始まりであります。(今で言うJターン組でありますか^^;)叔父貴たちは「金の卵」として関東方面に就職してしまったから、彼岸の挨拶と言っても近所では、大伯母の「A家」と米沢の叔父宅くらいしか訪問先は無いのでありますが、正直なところ面倒と言えば面倒でもあります。
「A家」の叔父は婿殿、愉快な性格で、働き者でもあり、彼が酒のコップを必要としなくなったり、家の周りの軽作業をしなくなったら終わりの時と勝手に決めつけております。
「年寄りと雪は放って置け、その内に消えて無くなる。」などと、自身を揶揄しながら笑わせてくれる。(叔父貴、そのフレーズ頂きであります^^;)
「アサヅキ」の酢味噌和えを作ってみました。
午後からは米沢の叔父貴が仏様に手を合わせに来るだろう。雪かきをして雪の壁から救出した「育苗、イチゴハウス」には、お年越しのお供え「白髭」用に鉢植えしていた「アサヅキ」が塩梅良く芽吹いていたので酢味噌和えにして仏様に供えてみました。『夢屋農園』の今年の初収穫(初物)でありますよ。
5月の連休には、お袋の一周忌と親父の七回忌法要を予定しているので、お寺さんに法要の日程をお願いし、叔父貴たちに仮の連絡をするのであります。早いもので、親父から引き継いだ田んぼを独力で耕作し始めてから7年目、『夢屋農園』を開設してから6年目の春を迎えることになります。何が出来て何が出来ないのか。何が見えて何が見えていないのか。身体の中の『春の虫』がムズムズと動き出す彼岸の中日であります。
ちなみに、今日日中のハウス内の最高温度は28℃…夏日並みの暑さであります。イチゴ栽培には温度調整が必要かも…^^;