その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

自然災害

2015-03-11 12:01:13 | 暮らし

「オナナガモ♂」は、今夜も吹雪に耐えている?

春めいた陽気も一変し、久し振りの吹雪(強風)であります。「もう一度荒れたら春が来る。」…何の根拠も無いのだけれど、経験的に3月この時期に荒れ模様の天気となる。それは高校の卒業式であったり、3月10日の山形県立高校の入試の日であったり、その人の記憶と結び付いた発達した低気圧に吹き込む風…。
新たな世界への門出に対しては、余りにも強烈な風でありますが、それは、これから続く人生が決して順風満帆な日ばかりでは無いことを教えてくれる風なのかも知れません。
しかし、凄い風…『第3次越冬隊・夢屋隊長』は早々に『第2サティアン』を見限り、ベースキャンプ(自宅)で日本酒を頂いております^^;


南陽市「からころ館」のお土産品です。

無駄な努力とは知りつつ「イチゴ・育苗ハウス」の雪をどけ、ビニール被覆をしようとしていた矢先の強風…自然の猛威に「やっぱりね。」という思いと、「何とかならんのかね?」という思いと…今は夜中…朝『第2サティアン・テラス』を覗くのが少々怖い気がする深夜の風であります。これも越冬隊員の任務の内ではありますが、自然の猛威には歯向かうことなく、只々やり過ごすことを考えた方が良いのかも知れません。
さて、4年前の3月11日14時46分、宮城県牡鹿半島沖で発生した地震は、日本での観測史上最大の地震となり、広範囲に壊滅的な被害をもたらしました。山形県でも一時的な断水や停電が起こりましたが、『夢屋国王』の居住区は新潟県方面からの送電エリアであったことから停電を免れ、繰り返し被災地の状況をテレビで観ておりました。しかし、二女『も~ちゃん』の卒業式と重なり、『夢屋一家』は東京と山形で分断され、辛うじて携帯メールで安否確認が行なえた状態…もう二度とあんな思いはしたくないと願うものではありますが…。
あれから4年…風化させてはいけないと思いつつ、身の回りの日常は何事も無かったかのように過ぎて行く。人間の強さなのか鈍感力なのか…今日は、震災で命を奪われた方々のご冥福を祈って黙祷を捧げることにします。

コメント (2)
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