その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

かぐや姫

2016-11-15 12:10:12 | 新規就農

4年前の月…

「目の錯覚」…話題となったスーパームーンも、『地心距離』が最も近づく日というだけのことで、実際に見える月の大きさの差は1%未満である。真面目に解説されてしまうと「夢」も失せてしまうのであります^^;
一昨日、大きな月を見たような気がする。昨日は雲に隠れた月に思いを馳せた。「この世のものとは思えない程の美しさ」の「かぐや姫」は、どこにお隠れになったのでありましょうか…考えるに、入手困難な宝物をオネダリする姫と最後まで妻にと願う五人の色好み貴公子…日本最古の物語も現代の世俗と変わらない性を描き出しているのであります^^;


『嗅ぐや姫』では、ちと切ない^^;

何でも漢字を充てれば良いという訳ではありませんが、気が付けば「かぐや姫」…ずう~っと平仮名…モデルとして「迦具夜比売命」(かぐやひめのみこと)などと言う説もあるようですが、美しき『家具屋の娘』であれば、庶民にも近づき易い方のような気もする。(ちなみに、同級生に家具屋の娘さんは居りませんでしたけれど^^;)
「竹取の翁」も「帝」に官位を授けるなどと言われて、熱心に結婚を勧めるのだから、齢70歳にしては、かなりの俗物であります。物語の誕生から千年も経って、今の世と何ら変わっていないことに改めて気付き、変わらないから読み継がれていると思い直し、また変わらぬ月を眺めている…月は、遠くて近い不思議な天体でありますよ。

コメント
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