この「エンドウ」は天空には届かない^^;
ラジオから「ジャックと豆の木」のお話が流れております。元々、イングランド民話集の一篇であるらしいのですが、子どもの頃から良く聞き、絵本を見たような気がします。最後は、宝物を手に入れたジャックと母親は幸せに暮らしましたとさ…というハッピーエンド。大切な牛と豆を交換してしまう「おバカなジャック」でありますが、天空に伸びた豆の木を登り、宝物を手に入れる…何というスペクタクル^^;
子どもの頃は、自宅のエンドウ豆がいつになったら天まで届くのだろうかと夢見ておりましたが…しかし、大人になった『夢屋』は、ふと考えました…。
200円で宝物が手に入るなら^^;
ラジオを聴きながら「あれっ?これって泥棒だよなぁ…。」
「金の卵を産む鶏」も「金と銀の入った袋」「歌うハープ」まで奪ってしまう。最後は、豆の木を斧で切り倒し、巨人は落ちて死んでしまう…殺人罪まで?
民話ですからねぇ…今頃になって気付いている自分も情けないが。後日談では、宝物は亡くなった父親が盗まれた物だったとか、「金の卵を産む鶏」も卵を産まなくなったとか、額に汗して働くことが大事であると諭す話が付け加えられたものもあるようですが…私しゃ純粋に、エンドウ豆が天空に伸びる夢を見続けましょう^^;
(子どもの頃は、泥棒とか殺人とか一切考えなかったからなぁ…。)