その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

今月今夜…

2019-01-17 06:58:17 | 新規就農

これは「夕日」…今夜の月齢は11日め

「熱海の海岸散歩する~♪」…明治時代の小説「金色夜叉」の登場人物「間貫一さん」が「お宮さん」を蹴飛ばしたのが、小説が連載された1897年(明治30年)1月17日の夜であったなら、その時、熱海の空に昇っていた月は14日め…ほぼ満月であったようであります。(いや~、月齢カレンダーなるものがあって、100年以上前の月まで分かってしまう。便利べんり^^;)
学生さんの「貫一さん」よりも富豪を結婚相手に選ぶ、現実派の「宮さん」でありますが、翌年の1月17日の月は、月齢24日めで、いわゆる三日月状態であり、「貫一さん」が涙で月を曇らせたとしても、「宮さん」の心には届かなかったかも知れませんなぁ。熱海の場面がお芝居で有名過ぎて、結論を知らない「金色夜叉」でありますが、富豪の元に嫁いだ「宮さん」も決して幸福ではなかったようであります。(小説ですから^^;)
はてさて、色恋とお金にまつわるお話は、100年以上経っても色褪せることは無いようでありますが、1月17日は「尾崎紅葉祭」だそうでありまして、ネタに困って、高利貸しとなった「貫一さん」にお題を求めました。さぁ、4月より無収入となる『夢屋さん』は、金の切れ目が縁の切れ目と成るのやら…明日は我が身と考えるのでありましたとさ。

コメント
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