その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

玉の輿

2019-01-20 10:03:22 | 新規就農

「輿」って何じゃ?から始まるのです^^;

1月20日は『玉の輿の日』?アメリカの「モルガンさん」が、祇園の「お雪さん」と結婚した日なのだそうです。事実確認は出来ませんが、身請け金が4万円(現在の8億円相当)とか?『日本のシンデレラ』と呼ばれるのも頷ける気も致しますが、一方では『金に目がくらんだ女』との世間の目もあったようであります。
さて、庶民の好奇な風評は置いて、『玉の輿』って何じゃ?と改めて考え、「輿」は高貴な方が乗る人力で担ぐ乗り物であり、「玉」とは宝石で飾られたものと曲解しておりましたが、俗説では、京都の八百屋さんの娘「お玉さん」のことという説もあるとか、三代将軍家光の側室となり、五代将軍綱吉を産んだとされております。タレントさんが、お金持ちと縁があったか無かったかといったレベルの「輿」ではないようであります^^;
一方、モンシロチョウの幼虫に産み付けられた「ヤドリバチ」の卵は、ある時期に一斉に体外に飛び出し、蛹化(繭を作ります。)します。恐らくは、体内に卵を産み付けられたモンシロ幼虫は、何の意識もせずに葉っぱを食べて成長し、「そろそろ私も蛹に成ろうかしら。」なんて思った瞬間に、外皮を噛み破られて、「あらら?」の時を迎えております。神経系まで損傷していないので、ヤドリバチが出て来てもしばらくは刺激に反応するようです。
「もっと大きな輿(幼虫)に乗った方が幸せかも?」なんて親も子も考えたりはしないだろうなどと勝手な解釈をしておりますが、乗せるべき「輿(幼虫)」を間違えることはないのだろうか?というのも疑問のうち^^; 絶対ありえません!と言い切ってしまうと、昆虫には「玉の輿」というものが無くなってしまう。幸せか不幸かということとは、別の次元の問題としてということではありますがね^^;

コメント
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