この子たちは、どこで暮らしているかな?
今、平穏な暮らしの場が提供されているとしたら、彼らは今年、満8歳を迎えるはずであります。オッカーが、ワンコと同居したいと提案し、『夢屋社長』は「私は一切お世話はしません。」と宣言し、二人で出掛けた譲渡会…残念、この時のお見合いは成立しませんでしたけれどね。この時、既に我が家の同居犬『さくらさん』は、お誕生していたようであります。
お嬢様は高貴な方だから、朝夕のお散歩に、食事、入浴、ブラッシングと召使いは、彼女のお気に召すようにお使えしなくてはいけません。子どもが生まれれば、妻は母親の顔に変化し、夫への愛は2分の1、3分の1と減っていき、今やオヤジは朝夕帰って来るキャッシュディスペンサーの役割でしかありませんが、後からやって来た『お嬢様』は、今では我が物顔で家を占拠し、父の唯一の憩いの場であるコタツの中央を陣取り、十分に熱を吸収しては、たまに外に出て来て伸びております。
『夢屋家』当主としての威厳は地に落ち、たまに言うことを聞かない場合は、「外飼いの刑を命じる。」と当主が宣言しても、家族裁判では1対3の絶対的多数をもって却下されてしまいますなぁ。30年掛けて手に入れた当主の座も、たった8年で奪われてしまっておりますよ^^;
さて、譲渡会のワンコたちも、我が家の『お嬢様』も熟年の域に達する頃となり、これから迎える高齢化…同居人の老化以上のスピードで老化が進んでいくのだろうとも思うのでありますが、家族の介護で『犬生』を全うさせてあげたいものではある。それより、家の片隅に置かれた『オヤジ』のことはどうする?『オヤジ譲渡会』を開いても、誰も引き受け手は居ないのでありますよ。『かわいいジイさん』になろうと決心する『オジSUN』でありましたとさ。(情けない^^;)