さて、最短記録は何日なんでしょう?
訃報:兼高かおるさんが5日に亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。花の都「東京」まで半日掛り、鉄路急行で6時間、特急で4時間、今や山形新幹線で2時間30分。物理的な距離が縮まった訳ではありませんが、時間的な距離は格段に短くなりました。海外旅行などというものが夢のまた夢だった子どもの頃に見た『兼高かおる世界の旅』…数少ない海外の情報番組であり、知らない世界を旅する「兼高さん」という女性が何者なのかと憧れたものであります。大体ねぇ、保護者の監視から離れ、歩く、自転車、バス、電車と移動手段を身に付けるにつれて、自身の世界は拡がって行きますが、最後に飛行機という交通手段にたどり着いたのは結婚してからでしたから^^;
船旅による世界1周もまた、夢のまた夢かも知れない。「夢」と言っている内は、現実にはならない。散財覚悟で「旅に出ます。」と宣言し、腰を上げれば、今なら可能なような気もする。要は腰を上げる意欲(興味)があるかないかだけで、お年を重ねると、やれ「田んぼがあるから。」とか、「家のことはどうする。」とか、至極あたりまえの『常識』という『やらない言い訳』を積み重ねて、撤退することを正当化しているだけかも知れませんなぁ。
動ける内に、あれもやりたい、これもやりたい…が、小さな世界の中にも。まだまだ知らないことが沢山あるかも?見ているはずの世界が実は見えていない。世界1周というムズムズ感を大切にしながら、やりたいことを整理してみますかねぇ。