女子は真面目に作業に取り組んでいます。
神奈川県内の某高校生たち26名は、高畠町内各所に民泊しながら、丸二日間の農業体験をしております。『夢屋本田』近くの「萩原農園」タマネギ育苗ハウスでも2名の女子がお手伝いをしております。都会での日常生活では、こうした中腰姿勢を取ることは少ないのではないだろうか?ふふふ、後から腰痛に襲われなければ良いけれど^^;
農家さんが準備してくれたのでしょうか?手差しにモンペ姿…雰囲気の盛り上げ方が上手ですなぁ。農村部において、若い女性の働く姿が日常的であれば、農業の未来も明るい気がしますが、『オジSUN』たちの一服時の話題は、実際には、知人のコンバインによる作業事故と今年の離農者のお話の連続であります。1台800万円もするようなコンバインを購入して、どうやって返済計画を立てるの…補助金があるとは言え、10アール当たり10万円程度の米の売上金(農家所得ではない)で、将来像を描くことは難しいのであります。
順調に刈り進んでいた『ちゃおちゃん号』ですが…
『夢屋本田』には『魔物』が棲んでいる。ハンマーとんとんで動いていた『ちゃおちゃん号』の刈り取り歯が動かなくなりました。毎年『夢屋本田』におらだの農協から『ドクターA』に往診していただくことになるのですが、今年だけは重症のようであります。刈り取り歯を左右に動かすピンが全て折れてしまったようで、本日は土曜日…メーカーは休み。月曜日の部品発注で火曜日修理し、再開するには3日間ほど間を置かなければならなくなりました。既に刈り取った籾が変質・変色しないと良いのですが…こればかりは運を天に任せるしかありませんなぁ。敏感にして愚鈍に生きる。作物の変化には敏感に気付き、その対応は過敏になることなく、じっくり対応策を練る。昨日の高校生向けの講演会で、「不透明な時代を生きる術は?」と引率教員が質問しておりました。『夢屋農場長』が今まで農村に生きて来て、職業体験を通じ、今年農業に本格的に取り組んで感じたこと…「周囲の変化に敏感であれ!されど対応は着実にゆっくりと。」なんてところでしょうかねぇ。部品が届かなければ、いくら焦っても何ともなりませんもの^^;