『デコカラス』は、ハシブトカラスですかねぇ?
9月に入り、稲穂が黄金色に変わり始めました。『黄金色』…なんと良い響きであることか。お米の価格は『小金色』の模様ですがね^^;
今は亡き親父を引き継いで、未整理地で稲作を始めて10年になりますが、マニュアル通りの栽培管理をすれば、私のような駆け出しでも、一定の収量は期待できます。しかし、秋作業の機械を保有していない『夢屋農園』では、秋作業の委託料が大きな負担となり、未耕作地や土地の貸先はあるのですが、作れば作るほど赤字が膨らむと試算しております。畑作で収益が上がれば、軽トラックなどの減価償却費も分散され、少しは経営改善につながるのではないかと思っておりますが、来年の経営方針を定める上でも、今年の経営分析は重要事項と捉えておりますです。
しかし、のどかではありますが、田んぼに吊るされた『デコカラス』に効果はあるのでしょうか?
見慣れた「ニラ」の花にも発見が…
朝露を纏った「ニラ」の花も綺麗なものです。画像の「コアオハナムグリ」は1匹ですが、お隣りの花の塊には、数匹のハナムグリが花粉を舐めております。花にとっては受粉を助ける『益虫』とばかり思っていましたが、柑橘類では、脚で幼果を引っ掻いてしまい『傷果』の原因になるんですと…柑橘類だけは栽培出来ない山形県高畠町では、そういった経験も知識もない。驚きの発見であります。
一方、見慣れたはずの「ニラの花」は、花びらが6枚と思い込んでおりましたが、3枚が花弁で残り3枚が「苞(ほう)」なんだそうです。「苞」とは花を包み込むように葉が変形したもの…それでは、花びらはどれだ?偶然ではありますが、画像右下に3枚だけ残った花があります。3枚の花びらが萎れて、残った3枚が「苞」に違いない。そう言えば、「子房」も三つ…日々、新たな発見であります。