「難待つ(南松)」を避け「難転(南天)」を植える?
来年の冬に向けた『第1パイプハウス』の施工も終盤戦。目標としていた両間口もほぼ完成し、あとはビニール(天幕)を張るだけとなりました。固定金具を取り付けるために間口付近の土を掘り返していたら、第1回目の破れたビニールの塊が出て来ました。試行錯誤を繰り返したこの10年、初回は春の強風で破れ、2回目は遅起きの長男『ポン太郎君』を待ったがために、折からの風を無視して張ったものだから作業中に破れ、昨年は雪で半壊したハウスを復旧したものの、中古の古いビニールの小さな破れをそのままにしていたら、強風でそこから一気に破れてしまいました。何度挑戦しても強風で跳ね返されてしまう…同じことを繰り返していたら「おバカ」である。その度に少しずつ改良は加えたはずでありますが、お金をあまり掛けたくないという思いからどこか手抜きになっておりました。今回は4度目の正直、物量作戦で銭金惜しまず(5%値引きセールスは見逃していない^^;)自分でも納得のいく仕上がりにしてみました。(業者さんが施工した新品のハウスという訳には行きませんけれどね。)後はお天気次第…まだまだ、耕作するには早い時期でありますが、ハウスの強度(雪対策)を確認し、ハウス内温度を測定するには、少雪の今年は打って付けの年であるとの思いなのでありますけれど、どうなることやら。(実験とは言え、投資分は回収したいものであります。)
タブレット端末は「座布団」ではありません!
日曜日の午後は強風、そして雪…さすがに気持ちが折れてしまいました。最後の資材を手配りして、セールス中のビニールを買い求め、本日の作業は終了!最近見なくなってしまった某NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』の再放送を見ながら、一週間の慰労を込めて一杯。(毎晩晩酌はしておりますけれどね^^;)中国の古典「礼記」によれば、王が善政を行うとき、瑞獣である「麒麟」が現れるのだとか。下克上の世の中にあって、野心家であり反逆者としての汚名が残る「明智光秀」が、戦さのない安寧な社会を求めていた…中々面白い切り口ではある。戦前教育を受けていた我が祖母は、足利尊氏や明智光秀は、どこまでも逆賊扱いでありましたから。(その講義を受けて育った私も少なからず楠正成信者である^^;)
良し!今夜は必ず『麒麟がくる』を見よう。そう固く誓ったものの、早めに慰労で飲んだ自販機の缶コーヒーより安い「さんとりー」の金麦と夕食の「角」で、コタツで眠ってしまいましたよ。(途中、目が覚めたのが8時45分というところが素晴らしい!)我が農園に善政が敷かれるとき、「さんのとりー」に替わって『キリン』がやって来る。そう信じて、また明日から働くことにいたしますよ(笑)