うっそうとした森でしたが…
最高気温9.9℃、最低気温3.3℃(お昼のハウス内は25℃、地温13℃でした。)まだ2月中旬であります。いつもの年なら雪の下…いくらなんでも種蒔きは早過ぎると早る心を抑えつつ、子どもの頃、夏休みの遊び場だった『林』に出掛けてみました。日向の土手に気の早い「ふきのとう」なんか出ていないだろうかなんてね。今では護岸工事され、用水量も調整管理されているので、魚が住めるような水量がありません。竹の延べ竿一本さえあれば、1日遊べた場所であります。大人(消防団員)になってからも、胴長靴で身を固め、淵に網を入れて結構な量の魚が取れたものでありますが、すべてコンクリート護岸で釣竿も網も用無しでありますよ^^;
『林』と呼んでいた杉の木々は伐採され、商品価値のない雑木が苔むして残っているだけであります。(これもまた、趣がありますけれどね。)残念ながら、『獲物』となる「ふきのとう」など出ている様子もありません。
振り返れば「虹」に包まれた集落が…
昨年の今頃は、早期退職前の残務整理に追われておりましたので、何の準備も無いままに『お百姓さん』稼業に突入してしまいました。結果6月まで現金収入に繋がる作物が出来なくて、焦りばかりが先に立ち、五月の連休は山に山菜を獲りに出掛けて急場を凌ぎました。さて、今年は雪がない!どうせ雪の下で作物は出来ないと常識的に諦めている冬を迎えているはずでありますが、保存したハクサイやダイコンは暖冬で腐り、見込み違い。その一方で、雪さえ被らなければ出荷できる蔬菜にも巡り会えました。春先に出荷できるように秋口に準備はしておりますので、ハウスの中の作物は、もう少しだけ我慢すれば出荷できそうでありますよ。春、夏に向けた準備は着々と進めているつもりですけれど、「いくら働いても、売らないとお金にならないんだなぁ…。」と長男『ポン太郎君』にグチる日々でありますよ^^;
『農耕民族』というよりは『狩猟民族』に近い生活の冬…1年を経験すれば、作業サイクルもつかめるとは思うのでありますけれどね…獲物が空振りとなってしまった帰り道、振り返れば「虹」が集落を覆っておりました。平和だよねぇ…ところで、国税長官殿!『上様』の領収書で、経費として認めていただけますかねぇ?営業目的につながらない空領収書は、単なる個人の食費・交際費でしかないような気もするが、うちは経費で落とす売上もないのでねぇ。むしろ、そんなホテルの領収書を持っていたら、週刊誌に高値で売れるよなぁ。散歩しながらも現金収入を求める下賎な『おやじぃ』でありますよ(笑)