埼玉県「いちごの里」 吉見町産「とちおとめ」です。
埼玉県鴻巣市に住む師匠からイチゴが届きました。イチゴの花には「幸福な家庭」という花言葉がありますけれど、宅配便の蓋を開けた家族の笑顔は「幸福」そのものであります^^;
腰を屈めなくても済むように、棚仕立てにして、水耕栽培の替わりに育苗土の袋で増殖を試みておりますが、水管理が上手に出来なくて失敗ばかり…今年は点滴チューブを手に入れたので、肥料も含めて「点滴治療」を試みる予定であります。失敗の連続ではありますが、跳ね返されてもまた新たなアイディアで挑む。巡る春も、永遠に続く訳ではないのでねぇ…そろそろ結果を残さないとなんて考えてしまうお年頃であります。失敗と言えば、昨日『第1ハウス』に続いて、『第3ハウス』にビニール張りを強行いたしました。『第2ハウス』が抜けている…まだ、骨組みが完成していないことと、耕作土が雪解け水でドロドロなので、地盤の高い『第3ハウス』に挑んでみました。『夢屋農場長』は助手に徹して、長男『ポン太郎君』に主要な作業をさせてみましたけれど、助手が怒鳴っているって変だよなぁ…それでも、作業にも慣れてきて、何とか1棟分のビニール張りを彼の手で終えることが出来ました。(少しは自信につながってくれると良いのだけれど…夏場以降は抑制栽培のきゅうりに挑む予定であります。)
「サンチュ」の種子です^^;
『第1ハウス』は無加温ながら、日が差したお昼頃には37℃まで温度が上昇しておりました。慌てて、入口の扉を開けて換気しましたけれどね。サンチュやサニーレタスの発芽温度は15~20℃…もう行けるとの『農場長』の判断であります。病気予防に雨除けハウスとして使うことがほとんどで、春先と秋口にビニールで覆う期間なんて知れたものなのでありますけれど、1ヶ月ほど先取り出来る効果は大きいかなぁ…朝市で早取りのインゲンやスナップエンドウを出荷すると喜ばれますからねぇ^^;
さて、埼玉の師匠が送ってくれた「宅配便」でありますが、1976年に大和運輸が参入し、1980年代は黒猫にペリカン、カンガルーと次々に動物が参入して、動物戦争が繰り広げられました。昔は、鉄道貨物か郵便小包が一般的でしたから、日持ちのするりんごは送れても、さくらんぼやイチゴを送るなんて考えられませんでした。だから、お袋(祖母)は大量に田舎の産物を息子(叔父)たちに送り、お袋(母)は、米を送って欲しいのに、どこでも買える品物が入っていた。そしてお袋(オッカー)も東京で一人暮らしする二女に、どこでも買えるような品物を送り続けております。(本人曰く、地域限定販売品なのだと^^;)お金を送ってくれた方が実用的なのに…お袋という存在はねぇ…似たような行動を取るものであります。とは言え、私には田舎の産物を送ってくれる「お袋」はもう居ませんけれどね。