その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

切り捨て五十

2020-02-14 04:58:30 | 転職

お味の方は好きずきですから^^;

朝から雨。『第1パイプハウス』の完成に気を良くした『夢屋農場長』は、午前中に最後の仕上げと内部からの補強材を設置し、暖冬で伸びてしまった「スナップエンドウ」用のネット(支柱)を準備し終えると、長男『ポン太郎君』を伴って『完成祝賀パーティ』…TVで取り上げられ、米沢麺業組合でもランクインしている「山大前やまとや」さんで昼食を^^;
米沢市の一シンボルである旧米沢高等工業学校本館(山形大学工学部構内)や上杉藩菩提寺「林泉寺」のある観光スポットであります。山形大学工学部は、共通一次試験(古いなぁ…現センター試験)会場として初めて中に入り、職業人となってからは、某研究室教授のお話を伺いに出向いたことがあるだけのご縁であります。むしろ、大学卒業間際に、お隣りの林泉寺住職(今は亡き老師)から受けた薫陶のお陰で今の自分があるような気がしております。少々米沢贔屓というところもありましたけれど「仏教」というものの深さを教えていただきました。あれ?ラーメンのお味は…人の好みはそれぞれです^^;(食べ終わるまで、何度も胡椒を振ったのは何故でしょう?)


国の重要文化財にも指定されている旧本館
(文中のホルモン大学とは一切関係ありません^^;)

今の学生さんは大変真面目なのだそうであります。(文科省のお達しで出席数が足りなければ単位は与えられないのだそうだから。)「学ぶために生きている。」のではなく「生きることを学ぶ者」が学生さんだと勘違いしていたから、必修以外は「代返」で済ませるという猛者ぶりを発揮し、専門とは門外漢の「社会学系」の本ばかりを読みあさっておりました^^;(専門特化するであろう将来を考え、一生お付き合いすることが無くなるであろう人文社会学系を今の内に読んでおこうなんて考えていたフシがある。)結果、専門外の職業に就くことになりましたけれどね。
還暦を前にして『お百姓さん』を志し、農学部出身などと言うことに恥じらいを持つようになりました。昆虫の種類を一般の方よりひとつだけ多く知っているというだけで、栽培なんてチンプンカンプンでありますから…結局、学歴なんて何の役にも立たない。(まぁ、就職すれば、浅い学問のメッキは直ぐに剥がれてしまいますけれど。)オラって本当に大学出たんだっけ?学位証書もどこかへいってしまっているし…そう言えば、大学より熱心に通ったはずの「ホルモン大学」の『むら山学長』から、未だに卒業証書を授与されておりません(笑)
「もはや六十だと言うのに、今からまた勉強だわ。」とひと言漏らした『夢屋農場長』に「まだ、切り捨て50!」と必死に抵抗したのは、同い年のオッカーでありましたが、妙にツボにハマってしまいましたよ。

コメント
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