間違えて投げ込む人は居ないわなぁ^^;
「山形県内の3選挙区は秒殺です!」…『おやじぃ』の予言通り、午後8時(投票所閉鎖時間)の時報とともに、前職3候補の当選が早々と報じられた。(『予言』などと言うのもおこがましいが^^;)消費税導入などの選択の大きな転換点でもなければ、田舎では与党、前職は強いですよ。となると次は、有力者や閣僚経験者が何名落ちるか?という政策とはまったく関係のない方向に興味が移り、まんまとテレビショーの誘導策にハマってしまっております^^;
一夜明けてしまえば、興味なんか薄れてしまう。むしろ、落選した有力者(比例区でゾンビの如く復活当選される方も居るけれど^^;)が代表を務める政党支部や政治団体のお金はどう処理されるのだろうなんて方に興味が湧いてくる。大体ねぇ、衆議院の小選挙区に立候補するためには、供託金が300万円必要で、比例区では600万円となっている。(小選挙区と重複立候補の場合は、小選挙区300万円+300万円なんですと)そのお金って、どこから出るんでしょう?政党公認ならば支援もあるだろうけれど、無党派の方々は個人、借金ということになるんでしょうかねぇ?そもそも「供託金」という制度は、売名や泡まつ候補の乱立を阻止するための制度とされているのだけれど、お金が無いと政策(主張)を訴えられない、立候補できないという仕組みも如何なものかなんてね。産地直売、観光地の駐車場などのように、無人の料金箱を置いても、勘違いしてお金(カンパ)を入れてくれる人は居ないと思うけれど^^;
まぁ、よくよく考えてみましたけれど…
「この国を(この街を)何とかしなければならない。」…初めて立候補する方々は、そりゃ~崇高な理念を持っていらっしゃったに違いない。初当選の感激や落選という落ち込みも、乗り越えられる方々だからメンタル的にも強い方に違いない。小さな会社、小さな農園の業績に一喜一憂している者とは、次元が違うのだろうけれど、世の中、そんな崇高な理念を持った人間ばかりではなく、むしろ、生活に汲々としている小市民が大多数ではなかろうかと思ってしまう。
「市井の声を国政に…『全国貧民党』代表の『おやじぃ』が立候補のごあいさつに参りました。」って、その前に300万円の供託金と選挙資金が必要でしょう。今、手元に自由になる300万円あったなら、パイプハウスを一棟増やして、その他細々と設備投資してetc.…供託金を没収される前に、農園の経営改善のために使うだろうなぁ^^; そうそう「悪銭身につかず」と言うではないか。選挙資金を『悪銭』というつもりは無いけれど、『自由になるお金』というところがキモですなぁ…苦労して貯めた、または、借金したお金(返済しなければならないお金)だから、少ないお金でも設備投資には慎重になる。設備投資によって、増加する減価償却費を始めとする経費とそれに見合う売り上げが確保できるのか?先行きが不透明だから慎重に考えてしまうけれどなぁ。供託金300万円が全額没収されてしまうことを前提に立候補する方々は稀であろうけれど、何らかの『旨味』がそこにあるに違いない。「反対給付だけを求めていたら『夢』が無くなってしまう。」…がしか~し、「小さなお金にガタガタ言っていたら、天下国家は語れないのだよ。」『おやじぃ』は目先の300万円で十分だけれどね(笑)