「芋煮会」用の里芋は間に合うかねぇ?
友人『ノロ社長』の大盤振る舞い…地元のスポ少(剣道)の子どもたちに毎年「芋煮」を振舞っております^^;(家族参加で会費は1,000円らしいのですが、それは親たちのスナック代に化けているようだから、芋煮、その他は『ノロ社長』の持ち出しであります…そろそろ、改めた方がよろしいのでは?)今年は、連作障害が出てしまったのか、『ノロ社長』ご自慢の「里芋」が軟腐病ですかねぇ?春先早々に壊滅的な被害を受け、「我が家の里芋がある!」と豪語していたものの、元肥不足と手抜きで必要量が確保出来るのか心許ないお約束となりましたけれど、昨日、雨の合間を縫って掘り上げて、少しは役に立てたかも?転作田に植え込んでいる芋だから、水分は十分なはずなのだけれど、主力ではないとの思いから、どうしても肥料をケチっているのが原因で上手に作れない…さらに、掘り上げる頃は、鼻水が出るような寒い日々であるから嫌気が差してくるんですわ。(軟弱な『お百姓さん』である^^;)
さて、1999年(平成11年)の「食料・農業・農村基本法」には、「不測時における食料安全保障」なる文言も登場するようになった。芋煮会用の「里芋」なんざぁ小さな取引であるから、病気で壊滅しても買い出しすれば済むことであるのだけれど、『ノロ社長』の持ち出しが増えるばかりだから、いつもゴチになっている立場からすれば、少しでも負担軽減になればなんて無償協力を買って出たのではありますけれどねぇ…これが世界規模ならどうなるんだろう?
山形県民の「ソウルフード」ですから^^;
さて、お隣の韓国で「尿素水不足」がニュースとなり、物流に支障を来し始めているという。何で?…ディーゼルエンジンの排ガス浄化システムとして必要な訳ねぇ。(2004年に日産ディーゼルが世界初で車の実用化に成功したシステムらしい。)中国からの「尿素水」の供給ストップが原因であり、それなら日本への影響はと思ったら、今のところ国内で約80%程度の供給(生産)能力があるらしく、輸入先も違うから、当面のところ影響はないらしい。
そうそう、国際化を語り、食料供給依存という体質では、『不測(不足)の事態』に対応していけない…農水省の主張もこうした時には耳に馴染む主張のように思えるのだけれど、彼らの持ち出す統計は「カロリーベース」の食糧自給率であって、需要と供給の関係で示す「生産量ベース」の自給率は語られることは無いのでありますよ。お米は、今のところ供給過剰。意外と果樹、野菜の類も生産量ベースならば、高い自給率を示すはずである。問題は、家畜用飼料や油脂の原料となる穀物の生産量なのだろうけれど、粗放的かつ大規模に栽培される「穀物」には、日本の価格帯では対抗できないだろうなぁ^^;
小麦、大豆の輸入量が減れば(価格の上昇)、一気に小麦粉、食用油の値段に跳ね返る。庶民の懐に直接的に影響を与える問題ではありますが、小さな農園主が訴えたところでどうしようもない。スポ少の子どもたちの胃袋を何とか満たせたというところが限界の農園ですからね(笑)