その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

推して知るべしかな?

2021-11-07 09:32:06 | 転職

「変幻自在」…柔軟に考えると^^;

「チャタンラヤクーサンクー!」…流行語大賞2021にノミネートされている言葉。その中の流行には必死に着いて行かなければならないと考える『おやじぃ』の悲しき『性』でありますなぁ。
空手の大家「喜良武朝徳」が、沖縄県読谷村に住む「北谷屋良(チャタンヤラ)」の末裔から、中国武術家である「公相君(クーサンクー)」の「形」を学んで作り上げたものらしい。このことを知った(調べた)からと言って、生きていくためには何の役にも立たないのだけれど、物事を知ろうとする『何でも好奇心』は、自分自身の「脳の若さ」を保つための秘訣であると信じて疑わないのでありますよ。
さて、本格的に『お百姓さん』に参入してから、色々な作物に挑戦し、そこそこの収入を上げられるようにはなったのだけれど、今年は、秋野菜の種子までは購入したものの、自家用の野菜すら栽培しなかった。今まで、長男『ポン太郎君』に任せきりだった「きゅうり栽培」に本腰を入れて収量を安定させ、規模拡大への道筋が見えるかどうかを試したかったのであるけれど、そこそこの成果は上げたようである。(個人的には、もう少し伸びしろがあるとは思うのだけれど^^;)その内に『おやじぃ』の腰が重くなってきた…園地は草だらけになり、今度は春先の野菜を植え付ける場所を確保するのにも嫌気が差してしまったのでありますよ。


ニンニクを植えたことも…

ハクサイ100球で2万円、ダイコン100本で1万円etc.…狭い園地で栽培して直売所で捌くには、売れるであろう数量も限られてくるから、上がる収益も推し量れるのでありますよ。始めた当初は、100円100株で1万円、200袋なら2万円と、コツコツと売り上げを積み上げるしかないだろうと覚悟していたのでありますが、パソコンの前で時給1,000円のアルバイトを始めてみると、段々馬鹿バカしくなってくる。年金の不足(まだ受給年齢ではありません。)を補うための売り上げならば、それでも良いのかも知れないけれど、『お百姓さん』で生計を立てるとなると、これではやっていけない。そろそろ収益の上がる作物を選択し、集中することも必要なのではないかなんて考え始めているところであります。
自然災害や病虫害など、危険分散を考えて色々な作物に取り組んではみたものの、3年間通して、売れ筋の商品と収穫作業の重複がそろそろつかめて来たような気がする…他人と同じことをやっても、同じ結果しか得られないのだから、我が農園が『持っているもの』で、そろそろ勝負すべきじゃないかなぁなんてね。
昨日、ようやくタマネギを定植しました。空いた場所を見ながら、さらに倍量植えようかなんてね…これから冬を越し、収穫は7月かい?こうして、収量、売り上げが推し量れるようになると意欲が急激に減退しちゃったりしてねぇ。性格的に結果が予測できるようになると、急激に興味を無くしてしまう人間のようであるなぁ…人生、これから何があるか分からないから楽しいのにねぇ^^;
「推して知るべし。」…結果の推測よりも、過程を楽しまないと損だよなぁ。さてはて、そんな初心に戻ることが出来るでしょうか(笑)

コメント
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