まだ、現役の「真空管」…失礼^^;
昭和60年代の白黒テレビは、映りが悪くなると叩いて直した^^; こうして「東京オリンピック1964」を白黒テレビで観戦した世代は、根性論とパワハラを体得したのであります。(珍説)
家電製品の不調を叩いて直すという行為は別にして、当時は、まだ親切な『街の電器屋さん』がいて、「寿命ですなぁ!」なんて言いながら、アタッシュケースから「真空管」を取り出して交換修理してくれておりましたよ。「真空管」というガラスの球が、果たしてどんな構造をしていて、どんな役割を果たしていたのかなんて知る由もありませんでしたが、(今でも良く分かってなどいない^^;)「寿命」という言葉だけが記憶に残っておりますよ。1976年に当時、ソ連のミグ25による亡命事件で、「真空管」が使われていたということをニュースで知り、「今さら真空管かよ?」なんて、半ば小馬鹿にしたような感覚を覚えた記憶がありますけれど、今でも放送、軍用の特殊用途には今でも使われているらしい。(機能を知らないということの浅はかさよ^^;)
今では基盤回路であるから、「基盤の交換」などという技も無いではないけれど、「買い替え」が主流…電子回路の不調、不良なんて分かりゃしませんもの。一度、ダメ元で、回路の入った『お弁当箱』を覗いて見たら、明らかに、ハンダ付けされた「ヒューズ」が切れている。60円でヒューズを買って、付け替えたら動いたっけ^^;(基盤の請求額は2万円、基盤の『お弁当箱』には検査済みの封印がされていたから、ここから先は自己責任でありますからご注意を。)
今時、赤鉛筆を使うんかい^^;
鮮やかな「ラインマーカー」で、重要箇所に線を引けば、お勉強をしたような気分になれる。ところが、最初は全部が重要に思えるから、色分けしている内に鮮やかなテキストになって、どこが重要なのか分らなくなってしまうなんてね。「エクセルの表計算を赤鉛筆でチェックですか?」なんて笑われそうだけれど、演算式が間違っていれば結果は誤りである。(部下の作った表がきれいだと間違いが無いものと思い込み、過去に結構イタイ失敗をしているのですよ^^;)
電卓、赤鉛筆と役割を終えたような品物が、『おやじぃ』にとっては必須のアイテム…算盤なんざぁ、引き算しなくても金額を置けば「おつり金額」が即座に出て来るという裏技を知らんだろう?(暗算の方が早いけれど^^;)まぁまぁ、『アナログ世代』がデジタル化の波に抗っても仕方のないことだけれどね。
さて、昨日、アルバイトの事業打ち合わせをしていたら、「50万円かけて、個人の簡易な暗渠工事を請け負ったのだけれど、やる意味あるのかねぇ?」と問いかけられた。(おいおい、土木業者が、折角のお仕事に疑問を持ってどうするの?)「10アール10万円の売り上げで、経費率50%ならば、10年間タダ働きだわなぁ^^;」と即座に応えた『おやじぃ』ではあるけれど、昔と違って、田んぼの資産価値など上がるはずもない。「只々、条件が悪い土地では、身体が追い付いて行かなくなるのだよ。」と高齢化の波を憂うのでありますけれど…「役割を終えたような品物」も「特殊用途」では生き残れるかも?
農業が食料生産という役割を終え、生活環境保全のためのお仕事になったら生き残れるかもなんてね…今朝も全然笑えないなぁ(笑)