「河豚は食いたし、命は惜しし」…てね^^;
友人『ノロ社長』が買い求めたお土産の「ふぐの塩辛」…「フグ」の身自体は淡白なお味ですし、塩辛にしても生臭みはほとんどないので、塩辛が苦手な方も大丈夫かも…。内臓や皮膚に「テトロドトキシン」という毒があるというのに、それでも美味しいから食べたいという食欲…縄文時代の貝塚からもフグの骨が見つかっているというから、調理法が確立するまで一体どれだけの人が犠牲になったことやら?
さて、この「テトロドトキシン」という物質…フグは、この毒素に耐性を持ち、外敵から身を守るためと理解すると『合理的』なような気になりますけれど、人為的に大量に摂取させるとフグも中毒症状を起こすんですと!さらには、「テトロドトキシン」を含まない餌を与えられ続けると、「咬み合い」などの異常行動が発言すると言われており、フグにとっては『精神安定剤』的な要素があるという研究成果もあるようです^^;
『身を守るための毒』が『精神安定剤』にも成り得る…お土産の「ふぐの塩辛」を見ながら、『おやじぃ』には、どこぞの国の防衛論争にも似ていると思えて来た。外敵(仮想敵国)から身(我が国)を護る…国際法でも認められている「専守防衛」には、仮想敵国が攻撃のミサイル発射の準備が進められていれば、「敵基地攻撃能力」の保有さえも「専守防衛」に成り得る。身を守るための『毒(武器)』を蓄えたところで、「美味しいから食べたい。」という人間(仮想敵国)の食欲を抑えることなど出来るのだろうかなんてね(笑)
今夜は「白エビ」の蒲鉾が乗っている^^;
ここまで続くと『なべ焼きうどん療法』には『中毒』いや『依存性』があるのかも知れない(笑)
ほろ酔い加減で、事務室に帰ろうとしたら、同居猫『シロ♀』が『おやじぃ』の姿を見つけて駆け寄ってきた。「道路の雪が冷たかろう…。」なんて抱きかかえたら、今夜ばかりは『あらび(暴れ)』ましてね…初めて、指に爪を立てられてしまいましたよ。(どうやら、懐に入れた携帯の角が当たってしまったのかも知れない^^;)周辺を闊歩する『ノラ猫♂』に対峙するためには、彼女の最低限の自衛手段となる「爪」を『爪切り』などという上品なお手入れなどしない方が良いと思っているから、彼女の『一撃』は結構痛かった^^;(それでも、事務室までついて来たから、何かご機嫌を損ねたことだけは確かなようでありますなぁ。)
彼女がその手に『爪(武器)』を隠していることは十分承知している。そして、『ノラ猫♂』に追いかけられ、逃げまどっていることも度々目撃されている…『おやじぃ』の姿を見つけると『ノラ猫♂』は逃げて行く。(『ノラ猫♂』にとって、『おやじぃ』はさしずめ『アメリカ軍』かね^^;)『シロ♀』の餌を横取りされたからと言って腹を立てたりはしないし、寒さを凌ぐために事務室で『雪宿り』しても追い出そうとも思わない…その態度が『友好的』であればの話ではあるけれど。
はてさて、『おやじぃ』も身を守ることに反対はしない…けれど、『敵基地攻撃能力』って何だろうとは考える。恐らく、携帯電話の角が当たって驚いた今夜の『シロ♀』と同じように、『勘違いでした。』では済まなくなるような気もするんですけれどね…。