「みかん」でも食べながら…
今では一般的に『米俵に乗って、大きな福袋を肩に掛け、打出の小槌を持った』姿の「大黒様」は、江戸時代に作られた造形であり、元々はヒンドゥー教の「シヴァ神」(マハーカーラ)の異名なんだそうですねぇ…。(「マハー」…大、「カーラ」…黒で、大黒ねぇ^^;)そう言えば、我が家の神棚にも、『米沢笹野一刀彫』の「大黒様」が祀られていたような気もするが…。ふくよかで微笑みを湛えたお顔で表現されるから、財福の神と思われがちであるけれど、『元神様』は軍神であったらしい。12月9日に山形県北部の庄内地方では『大黒様のお歳夜』として、焼いた鰰(ハタハタ)をお供えし、商売繁盛、子孫繁栄をお祈りする行事があるようですが、南部の置賜地方では、食文化の違いでしょうか?そうした風習はないのであります。また、ハロウィンでもないこの節に、大きな袋を肩に掛けて街中を闊歩したならば、不審者として即座に「職質」されるに違いない…「私は、大黒天です!」とか「少々気の早いサンタクロースです!」なんて言い訳したところで、容易に信じてもらえないと思いますけれどね。本来は、子どもたちに夢を与える役割も、田舎でも「お帰りなさい。」と声を掛けただけで『声掛け事案』として報告されてしまうのでありまして、物騒な世の中がそうさせるのか、人のつながりが薄れてしまった結果なのか情けない限りでありますよ。
あらあら、早い早い。師走12月に突入したと思ったら、もう残すところ3週間…NHKの「紅白歌合戦」が第73回を迎え、テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」が第55回を迎えるようであります。(山形県では映らないけれど^^;)そうそう、「年忘れ」…今年は何を忘れ去ろうかなどと考えておりますが(笑)
今夜もやっぱり『なべ焼きうどん療法』
「あれれ?オラ掛け算が出来なくなった?」…表計算ソフトを多用した結果、頭が混乱して人工数と時間数を掛け合わせた答えが総計に合わない!(その時は、結構あせっていた^^;)なんてことは無い、「各々の人工数と時間数を掛けてから合計する」ところを、『人工数の合計と時間数の合計を掛け合わせる』という『加重計算』をしていたようである…やっぱりおバカになっている^^;
他人に言えば「笑い話」で済ませることも出来るけれど、結構あせったのよねぇ…集計作業の最初の段階だったから。(やっぱり、このお仕事は早々に辞退することにしようなんてね^^;)だったら、今の『おやじぃ』に何が出来るの?と問われると、今となっては、目立ったキャリアもなく、運転免許証しか『資格』がないから、『華麗なる転身』など望める訳もない…それでも生活費は稼がなければいけないしねぇ。
はてさて、『晩酌会』改め『終活会』の話題は、『華麗なる転身』…現在の事業では『儲け』も薄く、将来が見通せないから、『新たな事業展開』を考えるとのこと。まずは、キッチンカーで『なべ焼きうどん店』の開業を…。(季節的な制約が大き過ぎるような気もするが^^;)現在の原価計算の結果は200円…材料費を3分の1に収めることにしても、最低販売価格600円。コンビニの「なべ焼きうどん」は、凡そ450円だった。調理に時間がかかり、回転数が悪すぎるetc.なんてね。『夢』を語っている内は良いのだけれど、現実を冷静に見つめ直すと課題が多過ぎる。この際、『大黒様』の袋の中に手をねじ込んで、アイディアの『ネタ』でも入っていませんかと強奪を図る^^; どうやら、不景気で袋の中から出て来た答えは『ノープラン』のカード…『華麗なる転身』は『加齢への転進』のようである。折角だから、年末に忘れるべきは『お歳のことは忘れましょう。』ということで、良いお年の『おやじぃ』たちがワイワイガヤガヤやっているのも良い『終活』だったりして(笑)