潰してなんぼのお仕事ですが…
「お前を潰してやる!」などと他人に言われたら物騒ですけれど…「潰す」という言葉には、元の形を崩す。立ち行かなくさせるetc.といった意味の他に、「金属の製品を溶かして地金に戻す。」という意味もあるらしい。したがって、「潰しが効く」とは、今の仕事をやめても、他の仕事ができる能力があるという誉め言葉にもなるらしく、『潰し甲斐がある』とはチト違う(笑)
一時、「ポテサラくらい自分で作れ。」などと余計な毒を吐いて、叩かれたオジサンが居たけれど、ジャガイモを茹でて(または、チンして)「潰して」、野菜と和えて、味を調えてetc.と結構な手間が掛かるのよねぇ…マッシュポテトを使うという手もあるけれど、こだわりの『おやじぃ』は、『半殺し』状態の固形物が残っている方が美味しいと思っているから、マッシュポテトには手が伸びない。結局のところ「ポテサラくらい」と毒を吐くオジサンは、恐らく家では料理をしたことのない方なのだろうと想像するのでありますよ。まぁまぁ、そうした発言に目くじら立てたところで、『おやじぃ』には一切関わりのないことでござんす…元気で働いている内は良いけれど、(この場合、男が先に弱ると決めつけている。)家事の出来ないオジサンは、妻が病気で倒れた時、あるいは、さっさと見切りをつけられて出て行かれた時に、只々オロオロするばかりと思うのだけれど…。(自分事として自戒しよう^^;)
その時に、「ポテサラくらい自分で作れ。」と返す刀で切り返されて、自らの愚かさに気付くんだわ(笑)
ジャマになるからお手伝いも…
はてさて、「顕著な大雪に関する気象情報」も、『おやじぃ』の在所では肩透かしに終わったようであります。(これは、外れて吉兆…感謝すべきである^^;)それでも、年末年始の次なる寒波が到来すると予報されております。お年寄りが除雪機械の下敷きになったり、雪片付けの最中に屋根の落雪で命を失うというニュースも流れ始めましたよ。スキーやスノボで雪を楽しむ「陽」の部分と、毎年必ずと言って良いほど犠牲者が出てしまう「陰」の部分が共存する雪国の宿命ではありますが…。
さて、『おやじぃ』はと言えば、独り暮らしの老人宅の玄関除雪をボランティアとして仰せつかっている。ガソリン代程度の謝礼(3,000円)も出るのだけれど、『困ったときはお互い様』のボランティア精神も、別の班では「デイサービスの迎えの時間まで…。」などというご要望もあるようだ。ふと『有償ボランティア』が、『除雪人足』でも雇っているという気分になってしまうのだろうか?(人それぞれではあるけれど、有償とは言え、労賃には遠く及ばないというのに…。)
各家庭にとっては『厄介』なモノでしかないから、『おやじぃ』の畑は格好の雪捨て場となっておりますよ。「今年もよろしく。」とお願いされれば、『作り笑い』で「どうぞ、どうぞ。」と応えるものの、内心は「お宅で要らないモノは、コチラも要らんのですけれど…。」と悪魔のささやきが聞こえるのも事実。(小っちゃい人物だわなぁ^^;)まぁまぁ、いつの日か、『お互い様』で返って来る日があるに違いない。『潰しが効く』かどうかは分からないけれど、今のところは動けて、働いていれるのだから…他人に『毒』を吐いていると、その内、『毒』が自分の身体に回らないようにしないとなぁ(笑)